8月20日に一宮球場で行われた第1試合、小牧工−誉の観戦記です。
2次の組み合わせを見たときに、小牧工−誠信の勝者がこのカードでしたので、誠信が来るものと思いこんでいたら、小牧工が勝ちあがり。驚くとともにどんなチームか期待して観戦しました。

小牧工
00020000|2 H10 E0
22112002|10 H14 E1


小牧工
柳谷、ウエダ−南

井上、奥村、若杉ショウ−若杉
投手成績
小牧工
柳谷(20)4回1/3 83球 被安打10 四死球3 三振1 失点8
ウエダ(11)2回2/3 45球 被安打4 四死球2 三振2 失点2

井上(10)3回1/3 62球 被安打6 四死球2 三振2 失点2
奥村(18)1回2/3 26球 被安打2 四球0 三振3 失点0
若杉ショウ(11)3回 24球 被安打2 四球1 三振0 失点0

小牧工の先発は柳谷君。背番号は20番でしたが、前日の誠信戦も先発でしたので、彼が主戦なんでしょうね。右のスリークォーター。割としっかりとした体格。まっすぐはそんなに速くないし、あんまりひじが使えてないように見えるフォーム。
ウエダ君は右のサイドハンド。一回沈んでから横で投げるやや変則フォーム。

誉の先発は井上君。右のスリークォーター。体は大きいがまっすぐはぼちぼち。もう少し球に力がほしい。
2番手の奥村君は、1年の夏から投げていて、旧チームでも2番手格。18番を付けていましたが、本来は主戦だと思います。細いですが上背はあります。まっすぐはそこそこですが、カーブでストライクが取れるので安定感が抜群です。
3番手の若杉ショウ君は右のサイドハンド。まっすぐはそんなに速くない。押し出す感じの投げ方。打たせて取るピッチャー。

(試合経過)
1回表、先頭の横田がヒット。送った後、エラーもあって1死2,3塁となるも、後続が得点できず。
1回裏、2死2塁から4番加納のレフトへの当たりをやや目測を誤りタイムリー2ベースに。更に1、2塁から6番若杉がタイムリー。誉が2点先制。
2回裏、1死2塁から9番辻村のライトへの打球を飛び込むも取れず3ベース。1番榊原のスクイズで加点。4−0
3回裏、1死1、3塁からゲッツー崩れで1点。5−0
4回表、1死から小牧工が6番江口、7番柳谷、8番柴田の3連打で満塁。ここでピッチャーを奥村にスイッチ。替わった奥村から9番林がタイムリー。2死後、2番澤島が変化球に食らい付き、しぶとく1、2塁間を抜いてタイムリー。5−2
4回裏、1死2塁から2番比嘉がインコースの難しい球を捉えてタイムリー3ベース。6−2
5回裏、1死2塁から7番池田がレフトへホームラン。ここでピッチャー交替、ウエダ。8−2
6回表、ピッチャー交替、若杉ショウ。奥村はライトへ。
8回裏、無死3塁から2番比嘉がレフトへホームランでコールド成立。10−2で誉が勝ちました。
ちなみに2番比嘉はサイクルヒット達成!

小牧工がどんなチームか注目しました。
ヒットを10本打つなど、誠信に勝ったのもまぐれじゃないな、と感じるチームでしたね。
ただ、10本打った割に2点どまり。3盗を仕掛けてアウトに2回なるなど、走塁に甘さが目立ちました。1回、2回ともったいない外野のプレーもあったし。
でも力のあるのは伝わってきたので、もったいないプレーを減らして頑張ってほしい。

誉も注目していました。旧チームは春に躍進も夏は初戦敗退。新チームになってどういう野球をするか楽しみにしていました。
打つ方はやはり力がありますね。投げる方は奥村君が力があるのは分かっているので、エースナンバーがどのくらいか、知りたかったです。そこは県大会でのお楽しみですが。
2番の比嘉君がサイクルヒット。ホームランも素晴らしかったですが、3打席目の3ベースもうまいバッティングでした。楽しみな選手ですね。