7月30日に岡崎球場で行われた決勝戦、中京大中京−愛知啓成の観戦記です。
勝った方が甲子園。お客さんもたくさん入って、良い雰囲気の中で行われました。

中京大中京
113100100|7 H12 E0
000002000|2 H8 E2
愛知啓成

中京大中京
浅野、森本−磯村
愛知啓成
中川−坂
投手成績
中京大中京
浅野(10)5回2/3 85球 被安打7 四死球3 三振1 失点2
森本(1)3回1/3 36球 被安打1 四球1 三振1 失点0
愛知啓成
中川(1)9回 102球 被安打12 四死球3 三振1 失点7
浅野君はMAX134k。中盤まではボールに威力があったし、丁寧に投げられてた。いけるところまで飛ばしているんでしょうけど、突然の崩れを辛抱できるようになりたいですね。
森本君はMAX136kを記録。大分球威が戻っていましたね。昨年の夏に近いところまで来たと思います。甲子園でも期待。
中川君はMAX133k。球威はやっぱり落ちていた印象。ボールも高かったかな・・・。

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番磯村が力でレフトへ運びタイムリー。中京が先制。1−0
2回表、1死1、3塁から8番浅野がスクイズを決め2−0。
3回表、1死1、3塁から4番磯村がレフトオーバータイムリー2ベース。中継乱れる間に1点。更にワイルドピッチで1点。5−0
4回表、2死2塁から1番小木曽がタイムリー。6−0
6回裏、先頭の石田がヒットも磯村の牽制でアウト。続く大西もヒットも今度は牽制でアウトに。ここから2連打で2死2、3塁とし、6番坂が2点タイムリー。ピッチャー森本に交替。セカンドゴロに打ち取ってピンチを脱します。
7回表、2死無走者から、3番森本4番磯村のヒットで1、3塁とし5番岩井川がタイムリー。7−2
最後は森本が3人で抑え、中京大中京が甲子園を決めました。
正直、中京大中京の力を測りかねていましたが、序盤からきっちりチャンスをものにし、強かった。
1番の小木曽君が序盤の点にすべて絡んで素晴らしい活躍。
それから、7点目を取った、森本、磯村のヒットに、全国制覇メンバーの地力を見せてもらいました。この7点目は重かったですし。
ピッチャーも整ったし、全国でも期待できそうです。頑張ってほしい。

啓成は、中川君が捉えられてしまうと、今年のチームは厳しかった。ただ、6回に捕まえかけたんですが・・・。2つのミスが痛かった。
でも、意地は見せたし、野手は2年生が多いので、秋からは投手さえ調整出来れば、上位を狙えると思います。
この経験を糧にしていってほしいです。