7月17日に岡崎球場で行われた第2試合、一宮興道−横須賀の観戦記です。
柏谷君を中心にした一宮興道が横須賀相手にどういう試合をするかにポイントを置きましたが、横須賀の桑原君に釘付けになりました。
横須賀は初めてみました。福谷君(現慶應大)の時に有名になりましたが、見れなかったんですよね。

一宮興道
0010000|1 H5 E1
202103X|8 H12 E0
横須賀

一宮興道
柏谷−野田
横須賀
桑原−田中
投手成績
一宮興道
柏谷(1)6回 100球 被安打12 四死球4 三振1 失点8
横須賀
桑原(1)7回 111球 被安打5 四球6 三振7 失点1
一宮興道の柏谷君は左の変則スリークォーター。大垣日大の葛西君と似たフォーム。MAX124k。勝負球が甘くなった。
横須賀の桑原君は左のオーバーハンド。MAXは140kをマーク。コントロールはアバウトですが、ボールに力がある。2年生で非常に楽しみなピッチャー。

(試合経過)
1回裏、2死2塁から4番温品がライトへヒット。返球のタイミングはアウトに見えるもキャッチ捕れずホームイン。その間に2塁に進み、5番梶原もセンターへタイムリー。横須賀が2点先制。
2回表、1死1,2塁とチャンスを作りますが、後が続かず。
3回表、2死2塁から3番小野寺がカウント0−3からまっすぐを叩いてタイムリー。2−1。4番野田もヒットで続くも5番が倒れ1点どまり。
3回裏、2死無走者から、4番温品がヒットで出て盗塁を決め、5番梶原のタイムリーを引き出す。更に送球間に2塁に進み、6番村岡もレフトへタイムリー。4−1とリードを広げます。
4回裏、2死2塁から1番早川がタイムリー。サード取れたけど…。5−1
6回裏、2死3塁から1番早川がセーフティバントを決め3塁ランナーホームイン。ここでピッチャーの気持ちが切れたのか、連続四球で2死満塁となり4番温品が難しい球をレフトへ運び2点タイムリー。8−1
最後2死から3つ四球を選んで粘りましたが4番が倒れ8−1で横須賀が7回コールドで勝ちました。
どちらかといえば、一宮興道が見たくて見に行った試合。柏谷君を中心に秋、なかなかいい試合をしていたし、注目校に上げた手前、夏も見たいと見に行ったのですが・・・。

試合前のノックは一宮興道のがノックがうまく、守備も良く見えました。これが試合になって、横須賀高校のエース、桑原君を見てビックリ。
まっすぐに力がある。終盤にはMAX140kを計測。コントロールはまだアバウトな部分がありますが、なによりボールに力があるのが魅力。しかもまだ2年生。この先が非常に楽しみです。
打線もほとんどが2死からの得点でしたが、センターを中心にしっかりと打ち返していました。粘りがありますし、強いですね。

一宮興道は頼みの柏谷君が攻略されました。そんなに調子が悪いとは感じませんでしたが・・・。後一つのアウトがなかなか取れませんでしたね。
打線は速い球に良く付いていったんですけどね。もっともっと見たいチームでした。