7月11日に豊田球場で行われた第1試合、名経大市邨−安城の観戦記です。
どちらも初めて見るチーム。名経大市邨は春に2次まで進んでいたので、女子校からまだ変わって間もない印象でしたが、どんなチームなのかな?と注目して観戦しました。

名経大市邨
011211100|7 H10 E1
000002001|3 H8 E4
安城

名経大市邨
横尾−西
安城
犬塚、杉浦−石井
投手成績
名経大市邨
横尾(9)9回 105球 被安打8 四球0 三振5 失点3
安城
犬塚(12)5回 68球 被安打5 四死球3 三振3 失点5
杉浦(1)4回 42球 被安打5 四球1 三振0 失点2
横尾投手は右のオーバーハンド。やや変則。まっすぐはあんまり速くない。コントロール良く丁寧に投げるピッチャー。
犬塚投手は左のオーバーハンド。まっすぐは遅め。変化球が多い印象。2年生。
杉浦投手は右のオーバーハンドで大きな体格。まっすぐはまずまず。フィールディングがばたつく。2年生。

(試合経過)
2回表、先頭の黒田がヒットで出て、続く上松がバントヒット。送って1死2、3塁から8番若山のショートゴロの間に1点。1−0
3回表、2死3塁から4番西が当たりは良くないながらも三遊間を抜くタイムリー。2−0
4回表、無死2塁から1塁ゴロを送球エラー。ランナーホームイン。更に1死3塁から代打蛭田がタイムリー。4−0
5回表、2死3塁から5番黒田がセンターへタイムリー。5−0
6回表、ピッチャー交代、杉浦。1死3塁からピッチャー横へゴロを弾いてエラー。6−0
6回裏、1死満塁からセカンドゴロの間に1点。更に2死2、3塁から5番柴田がセンターへタイムリー。6−2
7回表、1死3塁から4番西が犠牲フライ。7−2
9回裏、無死3塁から犠牲フライ。7−3となりますが、そのまま名経大市邨が勝ちました。

名経大市邨はなかなかの好チーム。まずは守備がしっかりしています。特にファーストの杉浦君が素晴らしい。しっかり股割れしていて、キャッチングが抜群。6回には1,2塁間のヒット性の当たりを捌いて、アウトに見えたプレー。記録はヒットになりましたが、ほれぼれしました。
またキャッチャーの西君も素晴らしい肩。打っても3安打2打点と4番としてしっかり仕事をしていました。
ピッチャーはエースを温存。菊華相手にどこまで投げるか注目です。
後、積極的な走塁が目立ちました。暴走もありましたが、盗塁は5個。暴走と好走は紙一重と言いますが、明らかなのもありましたし、そういう精度は少しでも上げていってほしいです。

安城は2年生主体の若いチーム。なかなかチャンスを作れませんでしたが、6回にエラーから点につなげたのは良かったですね。ただ、エラーがやっぱり失点につながっていたので、この経験を秋からに活かしてほしいです。ピッチャーもこの日投げた2人が残りますしね。

名経大市邨はブラバンも来ていて華やかな応援でした。これからも注目したい学校ですね。