5月22日に小牧球場で行われた第1試合、大垣日大−宇治山田商の観戦記です。
選抜ベスト4の大垣日大に1回戦を快勝した宇治山田商がどういう試合をするかに注目して観戦しました。

大垣日大
000030000001|4 H9 E1
001000011002|5 H19 E0
宇治山田商

大垣日大
葛西、阿知羅−時本
宇治山田商
江川、鈴木−高橋
投手成績
大垣日大
葛西(1)3回 58球 被安打6 死球1 三振2 失点1
阿知羅(15)8回2/3 123球 被安打13 四球2 三振5 失点4
宇治山田商
江川(1)11回1/3 174球 被安打9 四死球3 三振5 失点4
鈴木(10)2/3 9球 被安打0 四球0 三振1 失点0
葛西投手はこの日は球が走ってない感じでした。報道によると張りを訴えて降板したとか。連投でしたし、無理はさせれないでしょうね。
阿知羅投手はこの日はコントロールが落ち着いていました。
江川投手は球威はないのですが、丁寧に投げていました。フライアウトも多いので手元で伸びてるのかな?牽制がうまいですね。ランナーがとにかく釘づけにされていました。
鈴木投手は球が速く感じました。

(試合経過)
1回表、先頭ヒットで出るも0点。
1回裏、2死1塁からヒットと処理のもたつきで2死2、3塁までいきますが三振で0点。
2回裏、エンドランを決め、2死1、3塁と攻めましたが、1番倒れ0点。
3回裏、2死無走者から連打で1、3塁とし、6番大西がセンターへタイムリー。宇治山田商がついに先制。
4回表、2死2塁から5番時本の痛烈なセンター右への当たりをセンター伊藤が好補。
5回表、1死満塁から痛烈な1塁への当たりを1塁手のおでこに当たり結果セカンドゴロ2塁アウトで3塁ランナーホームイン。さらに2番長岡の4球目にパスボールで逆転。長岡がタイムリーでこの回3点。大垣日大逆転。
6回裏、先頭ヒットで毎回安打継続中も無得点。
8回表、2死から1、2塁まで行きますが無得点。
8回裏、1死1塁から9番糀谷に初球エンドラン。打球が1塁線を破り長駆ホームイン。3−2。尚も1死2塁でしたが後が続かず。
9回裏、盗塁憤死があって2死無走者からヒットで出て6番大西が右中間を破りタイムリー3ベース。同点。延長に突入。
11回裏、1死1、2塁までいきますが、無得点。
12回表、1死1、3塁から2番長岡がセーフティスクイズを決めて勝ち越し。ここでピッチャー交代、鈴木。後続抑えました。4−3
12回裏、2死1、2塁から2番伊藤が右中間を破る逆転サヨナラ2ベース。5−4で宇治山田商が勝ちました。

宇治山田商がヒットを放ちチャンスを作るもなかなか得点できず。結構エンドランなど積極的に動く策も決まっていたんですけどね。でも大垣日大の2枚看板から19安打は見事の一言。10回以外は毎回安打でしたし。
江川投手の好投も大きな材料。大垣日大を抑えて得た自信は大きいと思います。これからが楽しみですね。

大垣日大は江川投手を打ちあぐみました。左を苦にする打線という印象はないんですけどね。
9回、12回と2度あと1死まで行ったんですけどね。爪が甘いといえば甘い。
でもお互いに守備はしっかり守っていたし、締まったいい試合でした。