5月1日に松阪球場で行われた第1試合、菰野−宇治山田商の観戦記です。
GW5連休のスタートでいいお天気、好カードということで、お客さんはたくさん入っていました。
試合は、プロのスカウトがたくさん見に来ていた菰野の関君がどういうピッチングをするか、お互いたくさん点を取って勝ちあがっていたので、どんな試合をするかに注目しました。

菰野
000010000|1 H5 E1
00000110X|2 H5 E2
宇治山田商

菰野
関−石倉
宇治山田商
江川、鈴木−高橋
投手成績
菰野
関(1)8回 129球 被安打5 四球3 三振10 失点2
宇治山田商
江川(1)6回 91球 被安打3 四球2 三振0 失点1
鈴木(20)3回 48球 被安打2 四球0 三振1 失点0
菰野の関君は右のスリークォーター。昨年の夏にも一度見ていますが、球はさすがに速いし、序盤は球が抜けている感じでしたが、徐々に修正できるのは能力の高い証拠ですね。よく声の出ているピッチャー。フォークが良く決まっていました。
宇治山田商のエース江川君は2年生サウスポー。スピードはあんまりありませんが、コントロールが良く、打たせて取るピッチングが出来ます。安定感があります。
鈴木君は3年生。右のオーバーハンド。スピードはそこそこ。あんまり横の変化がないですが、緩急を使い、フォームのスピードも替えたりと色々考えながら投げているピッチャー。スローボールがストライクに入るので、うまく組み立てに使っていました。

(試合経過)
2回、3回とエラーのランナーももらって2人ずつランナーを出したものの菰野は活かせず。
宇治山田商は4回まで2番の伊藤が2つ四球を選んだのみでノーヒット。抑え込まれます。
5回表、1死から四球で出たランナーを2塁に送り、2番工藤が詰まりながらライト線へ運びタイムリー2ベース。菰野が先制。1−0
5回裏に2死からようやく初ヒットも0点。
6回表、1死1塁からゲッツーで切り抜けリズムを作ると、その裏、先頭の玉川がヒット。エンドランの内野ゴロで2塁に進塁後、四球とヒットで満塁に。5番泉の当たりは詰まったサードゴロ、ホーム転送も間一髪セーフで同点。尚も1死満塁でしたが、ここは関が連続三振で斬って取って踏ん張ります。
7回表、替わった鈴木が3人で抑えます。
7回裏、2死から1番玉川の何でもないレフトフライをグラブの土手に当て落球。2番伊藤の4球目に盗塁を決め、次の5球目をセンターへヒット。少しセンターがファンブルした分ホーム間に合わずタイムリーとなり山商が勝ち越し。2−1
8回表、先頭の逆瀬川がヒットで出て送るも中軸が倒れ得点できず。
最終回も2死から3ベースで菰野もチャンスを作りますが、8番が倒れゲームセット。宇治山田商が逃げ切りました。

菰野は関君はたしかに力がありますが、守備はやっぱり不安があります。勝ち越しもエラーから許しましたし、それ以外でもあやしい守備は多かった。打線もそうですが、ピッチャーがしっかりしているだけに、どこまで守って我慢するか。強いチームに勝つためにはそこがポイントになりそう。

宇治山田商は勝負どころで足を使ったり、しっかり守ったりしていました。ただ、エラーもあったし、決して完璧な試合だったわけではないです。
ピッチャーはここ何年かの力の抜けた投手がいるわけではありませんので、打たせて取るために、ミスをなくして競り合っていきたいところでしょうね。でも、好投手に競り勝ったのは自信になりそうです。