3月31日に豊田球場で行われた第2試合、三好−豊田大谷の観戦記です。
負けた方が県大会への道が断たれる大事な試合。県大会常連校と言っていいチーム同士の注目の試合となりました。

三好
010000010|2 H8 E2
00010102X|4 H12 E0
豊田大谷

三好
広瀬−川邊
豊田大谷
松本、星野−山之内

投手成績
三好
広瀬(1)8回 137球 被安打12 四死球5 三振2 失点4
豊田大谷
松本(1)8回 82球 被安打7 死球1 三振1 失点2
星野 1回 18球 被安打1 四球1 三振0 失点0

三好の広瀬君は知立戦でも一度見ています。右のスリークォーター。そこそこ球威があります。粘り強く投げていました。
豊田大谷の松本君は左のオーバーハンド。スピードはあまりないです。スローカーブやスライダーを駆使して緩急で抑えていました。
星野君は右のオーバーハンド。そこそこ速いですが、コントロールはあまりなさそうに見えました。

(試合経過)
2回表、1死1、3塁から8番加藤駿がライトへ落ちるタイムリー。三好が先制。
その裏、1死満塁と豊田大谷が攻めますが、ショートライナーでゲッツー。
4回裏、2死1、2塁から8番山之内の当たりは2塁ベース付近の当たり。少しイレギュラーしましたがセカンドが弾いて記録エラー。豊田大谷が同点に追い付く。
6回裏、2死1、2塁から1番倉地が1塁ゴロ。俊足を活かして1塁セーフに。その間に2塁ランナーが3塁回ってホームを狙い気付いた1塁がホーム転送も悪送球。ランナーホームインで豊田大谷勝ち越し。しかし1塁ランナーもホームを付くがこれはタッチアウト。2−1となります。
8回表、1死1、3塁から1塁ランナースタート。この投球がワイルドピッチとなり3塁ランナーホームイン。2−2
8回裏、1死満塁からピッチャーの代打で出た番野が粘って9球目をレフトへタイムリー。更に1番倉地の犠牲フライが出て2点勝ち越し。4−2
9回表、ピッチャー星野にスイッチ。最後1死2、3塁まで攻めましたが、チャンスを活かせず。豊田大谷が勝ちました。

豊田大谷が見たくて、豊田球場に足を運びました。
ただ、かつての力強さは感じなかったですね。ピッチャーもこの先どの程度通用するか、疑問でしたし・・・。
元々強かっただけに、厳しい目で見てしまう部分は多分にありますが。打球判断の悪さも目についたので、改善していってほしいですね。
1番の倉知君は俊足でした。

三好は県大会出場を逃しました。ファーストストライクからどんどん振ってくることを徹底するなど、面白いチームではあったんですが・・・。
ちょっと豊田大谷のエースの緩い球を打てなかった。術中にはまった、という感じでした。6回以降はチャンスもあったんですが。
エースで4番の広瀬君が中心に夏も戦うことになると思います。地力はあると思いますので、レベルUpを期待したいですね。