3月28日に啓成グランドで行われた第2試合、愛知啓成−津島北の観戦記です。
秋には投手力はありながら、打線が援護できずに敗退した愛知啓成。一冬越してどういうチームになったかに注目して観戦しました。
アナウンスがないので、ほとんど背番号のみでの観戦記となります。

愛知啓成
301000000|4 H9 E0
000000000|0 H8 E4
津島北

投手成績
愛知啓成
中川(1)7回 90球 被安打6 四球1 三振12 失点0
(11) 2回 32球 被安打2 四球0 三振3 失点0
津島北
(3)3回 65球 被安打7 四球3 三振1 失点4
浅野(1)6回 100球 被安打2 四球3 三振3 失点0

愛知啓成のエース、中川君は左のオーバーハンド。この日は連投だったようですが、まっすぐの球威はかなりあり、スライダーもキレる。2死から結構ランナーを出すなど、改善点はありますが、強豪とも渡り合える投球をしていました。
11番は右のオーバーハンド。まっすぐはまずまずの速さ。タテとヨコのスライダーを駆使して投げます。
津島北の先発の背番号3番は右のオーバーハンド。まっすぐはそこそこ。ちょっとボールが高かった。
エースの浅野君は右のスリークォーター。サイド近いところからまずまずのまっすぐを投げてきます。ちょっと狙いすぎてカウントを悪くする場面が多かったですが、丁寧には投げていました。

(試合経過)
1回表、3番のヒットとライトのエラーで2死3塁となり、4番がうまくカーブを捉えてタイムリー2ベース。更に1、3塁から6番が2点タイムリー3ベース。啓成が3点先制。
3回表、1死3塁から6番がこの日2本目のタイムリー。4−0
4回表頭から津島北はエース浅野にスイッチ。
津島北は1回から7回の中川君が登板していた間、毎回ランナーを出していました。ただ、2死からが多く得点圏にもなかなか進めない。
啓成も替わった浅野から四球はあるものの、ヒットは7回まで出ず、それも2死から。駄目押しが出来ません。
8回裏、ピッチャー交代、11番。津島北は8回2死から初めて3番4番の連打で2人ランナーを出すも5番が倒れ億点出来ず。
そのまま啓成が勝ちました。

啓成はまだまだ春先ということで、色々選手を試している感じがありました。ただ、この試合を見た限りでは、秋からの課題である打線はまだまだに感じました。エンドランを多用するなど、秋から戦術の変化は見て取れたので、まずはシードの確保、夏に向けて1点を取ることにこだわっていってほしいですね。
投手陣は順調に思えます。中川君は力がありますね。

津島北も県大会進出を決めました。浅野君はボールから入ることが多く、もっと攻めてほしいな、と思うピッチングでしたが、啓成を0で抑えたのは自信になったかもしれません。
ヒットは散発ですが、毎回のように出ていましたので、うまくつないでいければ県大会も楽しめるかもしれません。頑張ってほしいですね。