3月26日に刈谷球場で行われた第1試合、刈谷工−豊野の観戦記です。
場内アナウンスはなかったのですが、電光掲示板に名前が出るので、ありがたいです。
県大会の常連、刈谷工に注目して試合を観戦しました。

刈谷工
1015100|8 H9 E0
0000000|0 H8 E2
豊野

刈谷工
神谷−長坂
豊野
河合、深見、荘田−加藤

投手成績
刈谷工
神谷(12)7回 78球 被安打8 四球1 三振2 失点0
豊野
河合(1)3回2/3 61球 被安打3 四死球4 三振0 失点6
深見(10)1/3 10球 被安打4 四球0 三振0 失点2
荘田(11)3回 34球 被安打2 四球2 三振1 失点0

刈谷工の先発の神谷君は右のオーバーハンド。スピードはそんなにないです。変化球は2種類くらい投げてました。変化球でストライクが取れるので安定感はありますね。
豊野のエース河合君は右のオーバーハンド。上背は結構ありますが、細身です。まっすぐはそこそこ球威ありますが、コントロールはアバウトです。
深見君は右のオーバーハンド。重心を低くして投げます。ちょっと体が上下するので、コントロールが付きにくそうなフォームですね。
荘田君も右のオーバーハンド。球威はあんまりないです。投げたあと体が流れます。

(試合経過)
1回表、先頭の小浦が2ベース。送って1死3塁からショートゴロの間に1点。刈谷工が先制。
その裏豊野は2本のヒットと四球で1死満塁のチャンスを作りますが、5番鈴村の当たりがやや詰まったショートライナーでゲッツー。チャンスを逸します。
3回表、2死3塁から4番長坂がスライダーを捉えてタイムリー。2−0
2回、3回と2死2塁の形を作るも豊野は得点できず。
4回表、先頭の近藤の2ベースから1死3塁とし8番神谷が犠牲フライ。さらに2死2塁から1番小浦の当たりはセカンドの守備範囲のゴロ。ややいい当たりだったがセカンドが横に反らしセカンドランナーホームイン。さらに四球を出した所でピッチャー交代、深見。しかし止められず、3番杉浦、4番長坂、5番山田と3連続タイムリー。7−0とします。
5回表、先頭の7番松坂が3ベース。ここでピッチャー交代、荘田。8番神谷がレフトオーバータイムリー2ベース。8−0
そのまま刈谷工が7回コールドで勝ちました。

豊野は4回以外は毎回ランナーを出しましたが、あと一本が打てず。結果的には初回が大きかったですね。
バッテリーはなかなかいいものを持っているので、2人を中心に粘っていきたいところです。

刈谷工は割と堅実な野球をしますし、中軸にも力があります。1番小浦君は足も速く、公立としては例年通り強いチームですね。エースを見ていないので分かりませんが、上位をうかがう力はあると思います。楽しみですね。