9月20日に豊田球場で行われた第1試合、愛産大三河−大府の観戦記です。
啓成を延長で破った愛産大三河と大府がどういう試合をするか。接戦を期待して観戦しました。

愛産大三河
000000000|0 H6 E1
10000000X|1 H7 E1
大府

愛産大三河
浅野−金子
大府
山下−山田

投手成績
愛産大三河
浅野(1)8回 103球 被安打7 四死球3 三振4 失点1
大府
山下(1)9回 126球 被安打6 四死球5 三振6 失点0

愛産大三河の浅野君は右のオーバーハンド。やや小柄。まっすぐは目測で130kくらい。スライダーとチェンジアップで組み立てていました。
大府の山下君も右のオーバーハンド。こちらもやや小柄。テイクバックが大きい。スライダー、アウトローのまっすぐを勝負どころでいいところに投げ込んでいました。まっすぐはこちらも130kくらいかな?

(試合経過)
1回裏、1死1塁から3番榊原が甘いスライダーを捉えて左中間へタイムリー2ベース。大府が先制。
3回まで愛産大三河は毎回先頭を出しながら、併殺2つもあってやや拙攻。
5回表、無死1塁からエンドラン成功も、ライト大久保からのストライク返球で3塁アウト。結局無得点に。
その裏大府も1死から、7番山田のヒット、8番近藤の2ベースで2、3塁のチャンスを掴むもスクイズを失敗。追加点が奪えません。
6回裏、1死から3番4番の連打で1,2塁とするも、ショートのいいプレーもあって得点ならず。
7回表、愛産大三河は先頭の5番江頭がヒットで出て送るも、7番8番が倒れ無得点。
結局愛産大三河は8,9回は2死からランナーを出すも無得点。そのまま大府が勝ちました。
大府の山下の落ち着いたピッチングが光りました。

愛産大三河は4回以外は毎回ランナー。先頭バッターも5度出しながら無得点。2回の1死2,3塁でのショートライナーゲッツー。5回のライトの好返球といい守備に阻まれたのが大きかったですが、4番戸谷君が4タコで分断されたのが響いた感じです。ピッチャーは粘っていたんですけどね。なんにせよ、もったいなさも感じる試合でした。
愛産大三河のノックはうまいです。ホレボレしました。

大府もスミ1での勝利。攻撃でスクイズ失敗や走塁死などミスがいくつか見受けられました。こちらも5〜7回は毎回チャンスで突き放せる展開だったんですけどね。
大府は以前は公立ですが選手も多く、層が厚く感じたものですが、最近は公立っぽいチームになったな、と思います。打球がやはりちょっと弱く感じます。
ピッチャー中心に守っていくチームになりそうなので、確実にチャンスを活かしていきたいですね。