8月19日に小牧球場で行われた第2試合、誠信−小牧の観戦記です。
少人数ながら、たまに県大会にも進んでくるチームを作る小牧高校が、誠信にどういう試合を挑むか、また誠信の新チームがどうかを注目して観戦しました。

誠信
３０１００２１００｜７　H９　E２
００００２００００｜２　H７　E６
小牧

誠信
田代−滝沢
小牧
松田−溝口

投手成績
田代（1）９回　１１０球　被安打７　四球１　三振６　失点２
小牧
松田（1）９回　１２８球　被安打９　四死球４　三振６　失点７

誠信の田代君は右のサイドハンド。夏も投げていたピッチャーです。もう一人夏は２年生でエースだった岩田君がいますが、エースナンバーに昇格したようですね。球威はまずまず。外のコントロールがいいピッチャーですね。
松田君は右のスリークォーター。割と体格も大きく、公立にしてはそこそこ速い球を投げます。スライダー、カーブ、落ちる球を駆使して投げ分けます。

（試合経過）
１回表、先頭の加藤卓が３塁打。２番山田がＰ強襲のタイムリー。更に無死２、３塁から４番山本がレフトへタイムリー。さらに無死１，３塁から加藤秀の併殺打の間に３点目。誠信が３点を先制。
３回表、２死１、３塁からサードの送球エラーでホームイン。４−０
４回裏に１死から２番青木の初ヒットが２ベース。しかし、３，４番が倒れ無得点。
５回裏、２死２塁から８番洲鎌篤が左中間にタイムリー２ベース。さらに３盗の際の送球が悪送球でランナーホームイン。２点を返し４−２。
６回表、先頭の加藤秀の２ベースとエラーで３塁に進み、ワイルドピッチで１点。さらに１死２、３塁から９番高間がスクイズを決め６−２。
７回表、無死２、３塁から犠牲フライ。７−２
小牧も７回、８回とチャンスを作るものの無得点。
そのまま、誠信が勝ちました。

夏にベスト８に進んだ誠信は、エースを含めて２枚ピッチャーが残っていたのでそこに注目をしました。この日の先発は夏に１０番をつけていた田代君。１番に昇格していました。
誠信は内野の動きなどはさすがと思いました。ちょっとサードの送球がいま一つでしたが・・・。
初回の攻撃を見た時は一気に勝つかな、と思いましたが、意外と打てませんでした。まぁ新チームはこんなもんかな。ここからどこまでチーム状態を上向かせれるかが注目です。

小牧は人数が少ない中、健闘していました。ピッチャーの松田君は公立にしてはなかなか速い球を投げるいいピッチャーでした。エラーがたくさんでたので、そういうミスを少しでも少なくしてピッチャーを助けてあげたいです。