8月15日に津島球場で行われた尾張地区予選の第1試合、江南−弥冨の観戦記です。
本来なら尾張の強豪校として名を馳せる弥富ですが、このところ不振。新チームがどういう戦いをするかに注目して観戦しました。

江南
000100000|1 H6 E3
000000000|0 H4 E0
弥富

江南
平松−篠田
弥富
安井、倉知、寺坂−加藤

投手成績
平松(10)9回 103球 被安打4 死球1 三振2 失点0
弥富
安井(1)4回1/3 74球 被安打4 四球0 三振5 失点1
倉知(12)3回2/3 50球 被安打2 四球1 三振2 失点0
寺坂(16)1回 7球 被安打0 四球0 三振0 失点0

江南の平松投手は右のサイドハンド。なかなか体が大きい。割と立った状態から投げてきます。やや荒れ球っぽいので逆にとらえにくいかも。低めには投げていました。
弥富の安井君は右のオーバーハンド。ややアーム投げ。カーブでストライクが取れる分安定感があります。変化球が多いピッチャー。
倉知君も右のオーバーハンド。まずまず切れるスライダーを投げてきます。まっすぐはまぁまぁ。
寺坂君は右のサイドハンド。球威はそこそこ。

(試合経過)
1回裏、1死からエラーで出塁し、ディレイドスチールを決め1死2塁も、3番4番が内野ゴロに倒れ無得点。
2回表、1死から5番西川が初ヒットで出塁。盗塁で1死2塁にするも、後続倒れ無得点。
2回裏、1死から6番佐藤がヒットで出るも、ランナー飛び出してアウト。次の玉木が2ベースを放つも8番増田が倒れるチグハグな攻撃で無得点。
4回表、1死から3番内田がライトへヒット。これをライトが中途半端な守備で後ろにそらし、3塁打に。4番篠田がレフトへうまく合わせてタイムリー。江南が先制。
5回表、1死2塁でピッチャーを倉地にスイッチ。後続を抑えます。
弥富は4回、6回と先頭を死球、エラーで出すも送った後が続かず得点ができません。
江南も7回に1死1,2塁のチャンスをゲッツーで逃すも、弥富は8回、9回と2死からヒットが出ても続かず。
江南のピッチャー平松が完封。江南が勝ちました。

弥富は散発4安打。
江南の背番号10番、平松君を打ちあぐみました。丁寧なピッチングは確かに良かったですが、それ以上にいい打球が少なすぎました。

弥富の投手陣もまとまっていますが、凄みは感じない。そんな印象です。

監督から激しいゲキも飛んでいましたが、実らず。ポップフライが多すぎました。

江南は一生懸命守っていました。特にうまいわけではないですが、落ち着いた野球をしていました。1チャンスを活かしましたしね。

江南のチームの雰囲気が良かったです。