7月28日に瑞穂球場で行われた準々決勝第2試合、東邦−愛知啓成の観戦記です。
昨年の決勝と同じカード。愛知啓成がリベンジできるか、小出君がどういうピッチングができるかに注目して観戦しました。

東邦
0000000|0 H4 E0
041020×|7 H10 E1
愛知啓成

東邦
上村−都築
啓成
小出−臼田

投手成績
東邦
上村(1)6回 91球 被安打10 四球1 三振3 失点7
啓成
小出(1)7回 82球 被安打4 四球1 三振5 失点0

上村君はこの日はちょっとボールが高かった。それと塁を出してからの牽制が多くてちょっとリズムが悪かった。ランナーを出してからの投球が課題ですね。
小出君はこの日はコントロールが抜群。低めにボールが集まっていました。スライダーが切れて、右バッターのツーシーム系の球が効いていました。

(試合経過)
1回表裏はお互いに三者凡退。
2回表、1死から5番上戸が2ベースでチャンスを作るも、6番7番が内野ゴロに倒れ無得点。
2回裏、ヒット2本で1死1、3塁とし、7番林がセカンド横を抜くタイムリー。さらに1死2、3塁から8番阿部が2点タイムリー3ベース。さらに小出の内野ゴロの間に1点。4点を啓成が先制。
3回裏にもヒット2本で1死1、3塁とし、6番臼田が犠牲フライ。5−0
東邦は3回4回にランナーを出すもいずれも2死から。5回には三者三振を食らい、チャンスらしいチャンスを作れません。
5回裏、1死からヒットと四球、犠打で2死2、3塁とし6番臼田が2点タイムリー。7−0
7回表、ヒットと四球で1死1,2塁としますが、ゲッツーで試合終了。啓成がコールドで勝ちました。
啓成の小出君の出来が抜群でした。何より低めにボールを集めて、内野ゴロの山を築いたのは見事の一言。去年の春以来ですね。こんなにいい小出君は。

啓成は打線がセンター返しを徹底して、上村君を打ち崩しました。
上村君は少しリズムが悪かった、そんな印象です。

これで中京大中京−愛知啓成の組み合わせになりました。

中京打線対小出君中心の投手陣になりますね。怖がらずに攻めの投球をしてほしいです。

東邦はバッテリーを含め、投手陣が2年生。上戸君も残り、秋は主軸になる戦力だと思います。この悔しさをばねにしての秋に注目していきたいと思います。