7月23日に岡崎球場で行われた第2試合。愛産大三河−一宮工の観戦記です。
シード校、愛産大三河にどこまで一宮工が食らいつけるかに注目して観戦しました。

愛産大三河
003110102|8 H12 E1
000000000|0 H3 E2
一宮工

愛産大三河
堀江、浦川、浅野−金子
一宮工
山崎−木下

投手成績
愛産大三河
堀江(1)8回 99球 被安打2 四球0 三振7 失点0
浦河(10)2/3 9球 被安打1 四球0 三振2 失点0
浅野(11)1/3 7球 被安打0 四球0 三振1 失点0
一宮工
山崎(1)9回 133球 被安打12 四死球7 三振2 失点8

堀江君は左のオーバーハンド。MAXは126k。カーブは大きく、コントロールがいいピッチャー。ただ、春に降板した足は不安があるのか、走塁は全力疾走をしてなかったように感じました。
一宮工の山崎君は左のオーバーハンド。MAX131kとなかなかのスピード。めがねをかけたピッチャー。低めに一生懸命投げていました。

(試合経過)
1回表、2死1,3塁から愛産大三河はダブルスチールを仕掛けますが、冷静にセカンドに投げてアウトで無得点に抑えます。
一宮工は2回に1死から初ヒットを放つも、牽制で誘い出されてアウトに。以降、7回までまったくランナーすら出せませんでした。
3回表、1死3塁から1番塚原がライトへタイムリー。さらに2死1、3塁から4番神谷康が2点タイムリー3ベース。3点を愛産大三河が先制。
4回表、2死3塁から9番堀江が左中間にタイムリー2ベース。4−0
5回表、2死2塁から6番戸谷がタイムリー3ベース。5−0
7回表、2死2塁から6番戸谷がこの日2本目のタイムリー。6−0
8回裏、一宮工は初めて1死1,2塁、2死1,3塁とスコアリングポジションにランナーを置きましたが、あと一本が出ず。
9回表、1死2、3塁から戸谷が犠牲フライ。さらに2死1、3塁から8番加藤がタイムリー。8−0
9回、浦河、浅野と繋ぎ、愛産大三河が勝ちました。

愛産大三河にどこまで一宮工が食らい付くか、注目しましたが、愛産大三河が強かった。とにかく良く打ちます。一宮工のエースの山崎君、左でなかなか力のある球を投げるだけに、もっと打ちあぐむかと思ったのですが、エースが左なので球筋になれているのか、苦にせずに打ち返していました。
守備もしっかりしていますし、後は、エースの堀江君がどこまで強いチームに通用するかですね。でも安定感は高いです。

一宮工は力負けでした。でも、コールド負けは防いだし、エースの山崎君を中心に最後までしっかり守っていました。応援も多くなくて、公立のチームだな、という感じでしたが、冷静な判断もあったりと、さすが4回戦まで勝ち進んだ好チームでした。