4月29日に岡崎球場で行われた第1試合、春日丘−松蔭の観戦記です。
このところ力が少し落ちてきているとはいえセカンド私学の一角、春日丘に松蔭がどう挑むかにポイントを置いて観戦しました。というより、松蔭に勝ってほしいと思いながらの観戦でした。(春日丘を応援している方には申し訳ありません)

春日丘
102000000|3 H8 E1
00000520×|7 H9 E2
松蔭

春日丘
川上、杉山―木村
松蔭
大平、岡―奥村

投手成績
春日丘
川上(10) 5回1/3 77球 被安打6 四球0 三振4 失点5(自責点4)
杉山(1) 2回2/3 52球 被安打3 四球2 三振2 失点2
松蔭
大平(1) 6回 108球 被安打5 四球3 三振5 失点3(自責点1)
岡(10) 3回 45球 被安打3 四球0 三振4 失点0

川上君は右のオーバーハンド。上背は普通。球威、コントロールともまずまず。MAX136。6回はやや甘く集まった感じでした。
杉山君は右のスリークォーター。MAX136k。コントロールにやや苦しんでいました。ストライクボールがはっきり。
松蔭の大平君は以前に比べると踏み出す足がまっすぐになった印象。MAX135k。初回はボールが浮いてコントロールに苦しんでいましたが、徐々に落ち着いて、スライダーが決まるようになって安定しました。
岡君はこの日はカーブの制球が抜群。80k台のカーブとMAX120kのストレートとその間のスライダーが面白いように決まっていました。

(試合経過)
1回表、先頭舟橋が四球で出塁し、盗塁を決め、無死2塁からショートゴロ。石黒が一瞬走者に気を取られボールをトンネル。2塁走者が返り春日丘が先制。尚も1死1、2塁のピンチになりますが、ここは三振、2ゴロで抑えます。
松蔭は2回裏に先頭の山田がヒットで出塁し、1死2塁にしますが、後続が倒れ無得点。
3回表、先頭の舟橋のセカンドゴロを雑な処理で後ろに逸らしエラー。1死後、3番佐竹、4番小池が連続タイムリー3ベース。3−0とします。
ミスの多かった松蔭ですが、4回は盗塁阻止、5回には1死2塁からセンターに抜けそうなセカンドゴロをアライバ(荒木井端のやるセカンドがトスして1塁で刺すアレ)を決めてアウトにするなど盛り立てて少しずつ流れを引き寄せます。
6回表も2死2,3塁まで行きましたが踏ん張ると松蔭が一気に反撃。
先頭の9番奥村がスリーベースで出塁し、1番石黒がタイムリーを放ち1点。さらに送りバントとワイルドピッチで1死3塁となり、3番服部がタイムリー。続く4番の山田のところで春日丘に痛恨のサードエラー。5番川島がヒットで繋いで満塁となったところで春日丘はエースナンバーの杉山を投入。しかし6番西尾がカウント1−2から、変化球を叩いてライトオーバーの3点タイムリー3ベースで一気に逆転に成功。5―3と試合をひっくり返します。
7回表から岡が登板し、2死からピッチャーフライを取れないヒットがあるも上位打線をしっかり抑えると、その裏、2つの四球で1死1,2塁として3番服部がタイムリー2ベース。さらに4番山田が犠牲フライで加点し7―3とリードを広げます。
8回、9回と1本ずつヒットを許すも、しっかりと後を抑え松蔭が逆転勝ちをおさめました。

まず松蔭の勝因は、ピッチャーがしっかり投げたこと。大平君は春日丘打線に対して堂々のピッチング。3回の長打2本もうまいライトならあるいは・・・という当たりでしたし、エラーがなければ失点も少なくすんでいました。ただ、そんな展開でも、ピンチを防いで流れを呼び込んだのはすばらしかったです。
打線も集中打は見事でした。3周り目にきっちり捉えたのはすばらしい集中力です。しっかりバントを決めたりと攻撃ではミスが少なかったと思います。
ただ1つ苦言。「アライバ」は本当に見事だったのですが、大事にいけば問題ないゴロをエラーにしてしまったのは本当に勿体無い。確実に行っても間に合う時はそういうプレーを選択してほしい。

春日丘は5,6回に追加点が奪えなかったこと。交代が1テンポ遅れたのが響いたと思います。ただ、松蔭の投手陣を崩せなかったし、いい当たりも少なく、完敗に近い形となりました。6回裏には大事なところで2つミスも出ましたしね。
ピッチャーはまずまず力があるので、試合でいかにミスを減らすか、チャンスを活かしていくかでしょうね。

これで、東邦に挑むことになります。正直ここまでこれれば最高、と思っていたところまで勝ち進んでくれて本当にうれしいです。
東邦とは力の差はある上に、しっかり偵察もされているので、不利なのは間違いないですが、この勢いを駆って、東邦と真剣勝負が出来ることを楽しんでほしいです。