4月26日に春日井球場で行われた第1試合、至学館−豊田西の観戦記です。前日の前線通過の影響でものすごく寒い中で行われました。
至学館、豊田西とも現チームは初観戦。このところ苦戦の続く豊田西が、至学館相手にどういう試合をするか、にポイントを置いて観戦しました。

至学館
032020000|7 H10 E5
00201113×|8 H10 E1
豊田西

至学館
桐林、武田―志知
豊田西
生駒、笠松―小澤泰

投手成績
至学館
桐林 7回 125球 被安打7 四死球5 三振5 失点5(自責点1)
武田 。渦鵝。隠亀紂“鎔詑韮魁〇裕紕院〇或僑亜ー催寸
豊田西
生駒 。恐鵝。坑卦紂“鎔詑韮検〇融犁紕粥〇或僑押ー催寸
笠松Α。害鵝。苅圧紂“鎔詑韮押〇裕紕院〇或僑院ー催寸

至学館の先発の桐林君は右のサイドハンド。フォームからして一生懸命投げるピッチャー。切れのいいスライダーがあります。結構上背がある。
武田君も右のサイドハンド。桐林君とほぼ同じタイプのピッチャー。
豊田西のエース生駒君は小柄な右のやや変則サイドハンド。大分三塁側に踏み出してクロスして投げ込みます。球威はそれほどない。
笠松君は右のオーバーハンド。オーソドックスなフォーム。そんなに球威はない。緩急は使っていました。

(試合経過)
2回表、ヒットと犠打で1死2塁とし、7番木村がタイムリー。さらにヒットと犠打で2死2、3塁として1番中島が2点タイムリー。3点を至学館が先制します。
3回表、1死から4番山口5番志知の長短打で1、3塁となり6番山崎貴がスクイズを決め、さらに7番木村にもタイムリーが出て5―0。
3回裏、先頭の8番笠松のバントヒットから1死2、3塁へとチャンスを広げ、1塁手がトンネル気味のエラーで2人生還。5―2。
5回表、バントヒットと四死球で2死満塁から死球で押し出し。9番の打席の3球目の後返球の隙を付いてホームスチール。7―2
5回裏、1死から1番近藤宏の3ベースと死球で1、3塁とし、内野ゴロの間に1点。7―3。
6回裏、無死1、2塁からセカンド強い当たりをはじき外野へ。スタートを切っていた2塁ランナー生還。しかし1塁ランナーが3塁でアウトになり、後続も倒れこの回1点止まり、7−4。
7回裏、2つのヒットと打撃妨害で2死満塁として、途中出場の6番中村が粘って押し出し。7―5。
8回裏、至学館は代打が出た関係でピッチャーを武田に交代するも、先頭に四球を出し続く9番小澤幸にタイムリー2ベースを浴び1点差。外野守備がもたつく間にランナーが3塁に進み、1番近藤宏のタイムリー3ベースで同点となります。1死後、3番大森の当たりはピッチャーがはじく内野安打タイムリーとなり豊田西が逆転。
7回から登板した笠松が毎回1人ずつはランナーを出したものの、しっかり抑えて豊田西が勝ちました。

至学館の方が総合力は上に感じました。しかし、エラーが点にしっかり結びつくなど、野球らしさをある意味感じる結果となってしまいました。審判のばらつく判定に泣かされる部分もありましたが、お互い様でしたし、ね。最後まで諦めなかった豊田西を褒めるべきでしょうか。
至学館はとにかく手堅い攻めをします。バントが多いしうまい。ちょっと途中で勝てる、という感じが出てしまった感がありました。ホームスチールは単純にすごかった。初めて見ましたよ。
ただ、走塁技術はそんなに高くない。ほころびの出た内野守備を含め、夏までに底上げを図ってほしい。
センターの有馬君の守備やライトの六車君の強肩。4番山口君のセンスや5番志知君の強肩を含め素質は高い感じがします。

豊田西は確かに運もあったし、相手のミスがいいところで出た感じはします。ただ、粘って四球を選んだり、諦めない気持ちが見えたのはよかった。ピッチャーにそんなに力は感じないので、この日のように粘って終盤勝負に持ち込む形でしょうね。

野球は終わるまでわからない。改めて感じました。