11月16日に行われました明治神宮大会大学の部、福岡大(九州三連盟代表)−早稲田大(東京六大学代表)のTV観戦記です。

福岡大
000002000|2
00020010×|3
早稲田大

福岡大
門脇、大木、齋藤−岳野
早稲田大
斉藤佑、福井、大石−細山田

早稲田大の先発はご存知「ハンカチ王子」斉藤佑投手。右オーバーハンド。MAX143k。スライダー、フォーク、カット。フォークがコントロール、切れ共に抜群。
福井君はかつての済美の選抜優勝エース。右オーバーハンド。キレのいいタテのスライダー、フォーク。MAX145k。
大石君は右オーバーハンド。福岡大大濠出身の2年生。プロ注目のピッチャー。フォーク、スライダー。MAX146k。フィールディングもいい。

福岡大の先発、門脇君は173cmとやや小柄なサウスポー。ずんぐりな体格をしています。中津工出身の3年生。オーバーハンド。スライダー、カーブ、チェンジアップ。MAX143k。フィールディングまずまず。ボールにキレがあり、いいピッチャー。
3番手、斉藤君は延岡学園出身の1年生。右オーバーハンド。スライダー、カーブ。腕の振りが速い。MAX135k。
(試合経過)
2回裏、2死から四球と盗塁で2塁にランナーを背負いますが、内野ゴロに抑え無得点。
3回表、三者三振。決め球はすべてフォーク。
4回表、1死からヒットと送りバントで2塁に進めますが、三振で無得点。
4回裏、先頭の3番松本がヒットで出塁。4番に送りバントを指示し、1死2塁。5番宇高がセンターへ運び、ホームクロスプレーもセーフで早稲田先制。その間に打者走者は2塁へ。内野ゴロで2死3塁の後、7番泉のタイムリーで2点目。早稲田大が2点を先制します。
6回表、早稲田にミスが重なり1点を返し、岳野のタイムリー2ベースで同点に追いつきます。
7回裏、ミスをした主将上本がミスを取り返す勝ち越しタイムリー。
8回表、2死からヒットとライトのエラーでランナー2塁のチャンス。ここでタイムリーを打っている岳野でしたが、センターフライに倒れ得点出来ず。
9回表、抑えの大石が3人できっちり抑えて早稲田大が勝ちました。

途中、録画の関係で福岡大の同点の場面、早稲田大の勝ち越しの場面が見られませんでした。
福岡大のエース、門脇君が早稲田相手にいいピッチングをしていました。好打者揃いの打線相手に堂々のピッチングだったと思います。最後は早稲田の地力が上回った感じです。
早稲田大は、少ないチャンスを確実にものにした印象。ピッチャーはそれぞれさすが力があります。投手力はダントツな印象ですね。