11月19日に行われました、明治神宮大会高校の部、決勝戦、慶應−天理のTV観戦記です。

慶應
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天理

慶應
明、瀧本、白村 歐田
天理
沼田、田渕亜中山 歛臉

慶應の先発は光星学院戦で完投した明。1年生右腕。MAX135k。テンポ速い。
瀧本君は準決勝の鵡川戦に続き登板。
白村君は神宮大会初登板。腰痛で登板を回避していたとのこと。185cm73kの細身の右腕。まっすぐに力があります。腕の振りが速い。MAX146k。カーブ。まっすぐはキレがあります。コントロールはいまいち。
天理の先発はサウスポー1年生の沼田君。うまくカーブを待たれて打たれている。
田渕君は右オーバーハンド。西条戦に続き登板。MAX134k。
中山君も右オーバーハンド。西条戦に続き登板。丁寧なピッチング。安定感がありますね。

(試合経過)
1回表、1死からヒットとバントヒットで1,2塁。4番植田が逆らわずに1,2塁間を破るタイムリーで先制。5番堀のセーフティスクイズは正面に行き3塁ランナー動けず、結果2死2,3塁。6番荒川がレフト線を破る2点タイムリー2ベースで慶應が3点を先制。
1回裏、2死からエラーと四球で1,2塁。5番安田もヒットを放ちますが、走塁ミスで天理がチャンスを潰します。
天理は早くもピッチャーを交代、田渕。2回表、1死からヒットとエンドランの内野ゴロで2死2塁として、2番石黒がライトオーバーのタイムリー3ベースで追加点。
2回裏、四球2つで2死1,2塁から1番内野のライトフライを落球。ランナーが2人返り天理が2点を返します。
3回表天理が初めて慶應を三者凡退で抑えます。
3回裏、2死ランナーなしから5番安田がヒットで出て6番徳山がカーブを叩いてライトオーバーのタイムリー3ベース。大西四球の後、田渕にもストレートの四球を出し満塁としたところでピッチャーを瀧本にスイッチ。しかし替わりっぱな、9番立花に押し出しの四球を与え同点となります。しかし1番内野をセカンドゴロに打ち取り、同点で食い止めました。
4回裏、先頭バッターをショートのフライ落球で出しましたが、送りバントの後、内野ゴロ2つで抑え0点。
5回表、先頭の1番佐藤が四球で出塁。牽制悪送球が出て無死2塁に。2番石黒のバントをピッチャーがエラー。無死1,3塁となり、3番渡邊の内野ゴロの間に1点勝ち越し。4番植田が歩いた後、5番宮下がセンターへタイムリー。6−4とします。
5回裏、天理はエラーで出たランナーがウエストされて盗塁死。その後にヒット、ゲッツーとチグハグな攻撃で無得点。
6回表、ヒット、盗塁、進塁打で1死3塁のピンチを、ピッチャーの田渕が粘り強く投げて連続三振。追加点を許しません。
6回裏、またもエラーで出塁し、盗塁でチャンス拡大。サードライナーの後、2番原田がセンターへタイムリー。6−5。ゲッツー崩れで2死1塁となったところで、慶應はエース白村を投入。まっすぐ一本で三振に斬って取ります。
7回裏、1死からまたもサード送球エラーで2塁。サード強襲ヒット(エラーくさい)が続き、1,3塁。8番田渕が三振の後、9番田村がカーブにうまくあわせてエンドランを決めてタイムリー。同点に追いつきます。四球で満塁となりますが、原田を三振に斬ってとって同点で踏ん張ります。
8回表、先頭バッターが四球を選び、送ってランナー2塁。死球で1、2塁となり、本来は中軸を打つ白村に打順が廻り、期待に応えてタイムリー。勝ち越しに成功します。ここで天理はエースナンバー中山にスイッチ。ゲッツー崩れで2死1,3塁の後、1番佐藤がタイムリー。8−6と再び2点リードを奪います。
8回裏、9回表はお互いに三者凡退。
9回裏、1死から四球を許したものの、落ち着いて打ち取り慶應が勝ちました。

慶應は勝ちましたが手放しでは褒められない内容。とにかくエラーが多すぎる。サードの子は送球が不安定ですし、内野もポロポロしすぎでした。ただ、もちろんまだ秋ですし、春には別のチームになる可能性もあります。
白村君はさすが、力があります。故障をしっかり治して、体幹がしっかりしてくれば、西武の岸のような感じになる可能性を持っているピッチャーですね。楽しみです。

天理はちょっと勿体無い攻撃やミスが目立ちました。慶應とはタイプも似ているチームで、足で崩すあたりは一つ型を持っているな、という感じです。ピッチャーに絶対的な力がない分、どう相手を崩していくかが生命線でしょうね。やはり先手を取りたいところですね。