11月17日、明治神宮大会高校の部、天理−中京大中京の観戦記です。

天理
0017100|9
0010000|1
中京大中京
(7回コールド)

天理
沼田−大西
中京大中京
山田、宗雲−柴田

天理の沼田君は1年生サウスポー。オーバーハンド。170cmとあまり上背はありません。まっすぐとカーブ、スライダー。大きなカーブを中心に緩急で組み立てます。MAX128k。ひじが見にくいフォームかな。
中京大中京の先発は2年生の山田君。上背は179cm。右オーバーハンド。まっすぐとカーブ、縦のスライダー。腕の振りをしっかりするピッチャー。コントロールはアバウト。MAX139k。まっすぐが少し動いている。セットがクイックがあまり上手じゃなく、投げ急ぐ印象。
宗曇君は1年生。そうぐもと読みます。右投げオーバーハンド。181cmと長身。まっすぐ、カーブ、スライダー。角度のある球を投げます。細かいコントロールはなさそう。低めを意識して投球。MAX135k。

(試合経過)
2回表、四球とヒットで無死1,2塁。送りバント失敗の後、9番立花の絶妙なバントで満塁。足速い。ここは三振と1塁ゴロに抑えてピンチを脱します。
2回裏、1死からヒットと四球でランナーを2人出すも、盗塁かエンドランかの失敗もあり得点出来ず。
3回表、先頭の3番西浦がヒット。パスボールで2塁へ進み、2死後、6番徳山がタイムリー。天理が先制。エラーで尚もピンチもセカンドの好プレーで食い止めます。
3回裏、先頭の山中がボテボテの当たりが内野安打。送球エラーもあり2塁へ。そこから送りバント、犠牲フライで中京が同点に追いつきます。
4回表、先頭が四球。続く内野の送りバントをキャッチャーが2塁へ悪送球で無死1,2塁となります。2番原田が送りバントをきっちり決めて1死2,3塁。3番西浦のサードゴロをホームに投げ野選。天理が勝ち越します。ここから4番西川タイムリー、安田2点タイムリー2ベース。死球を挟んで7番大西がショート強襲タイムリー。2死後、この回10人目の打者立花が2点タイムリー2ベース。ここでピッチャーを宗曇にスイッチ。この回天理がエンドランを絡めるなど、多彩な攻めで7点を上げ試合を決定付けます。
4回裏、死球と暴投で無死2塁のチャンスを貰うも中京は活かせず。
5回表、またも先頭に四球を与え、送って2死2塁から5番安田がタイムリー。9−1。
5回裏、内野安打と四球で1死1,2塁にするも3番河合完がゲッツー。
6回裏も先頭の堂林がヒットで出るも、ゲッツー。
6回、7回と天理の攻撃を3人ずつで斬りますが、7回も内野安打で出塁後最後ゲッツー。コールドが成立し、天理が圧勝しました。


審判がまっすぐと変化球でゾーンが違う。また辛い。このゾーンを活かした天理と、はまった中京。そんな印象もあります。ちょっと辛すぎでしたけどね。この試合だけで天理が強く、中京が弱い、とは言い切れない感じは正直あります。天理はうまくはまった部分もありましたし。
ただ、エースが投げられなかったように、そういう戦う前の部分が問題だったかもしれません。堂林が投げる投げないでチーム力が違うのは、県大会の時点で感じていたし。
中京は相変わらずファーストストライクから積極的に打ちにいきます。ただボール球を打つケースも多い。この辺りは表裏一体でしょう。左アレルギーはあるかもしれません。
収穫は宗雲君。内野ゴロを打たせて、安定したピッチングでした。故障なく伸びて欲しい。
なんにしても、堂林君や、県大会の立役者森本君が投げられない時点で調整に問題があると思われます。春にはそこをなんとかしてほしいですね。