7月26日に熱田球場で行われた西愛知大会の決勝戦。ものすごいお客さんの中、すばらしい雰囲気で行われました。

東邦
211520100|12 H16 E3
000008100|9 H17 E2
愛知啓成

東邦
下平、和田―山田
啓成
加古、川口、小出―金井田


投手成績
東邦
下平 。飢1/3 105球 被安打11 四球0 三振7 失点4
和田 3回2/3 61球 被安打6 四球3 三振2 失点5(自責点4)

愛知啓成
加古 1回2/3 31球 被安打3 四球1 三振0 失点3
川口押2/3 10球 被安打1 四球0 三振0 失点1
小出 。恐2/3 112球 被安打12 四球1 三振2 失点8(自責点6)

(試合経過)
1回表、ランナー1人置いて、3番清水が打った瞬間それと分かるライトへホームラン。東邦2点先制。
2回表、2死2塁で9番下平にタイムリー。3―0。これで完全に東邦に主導権を握られます。啓成はピッチャーを交替、川口。ここは後続を断ちます。
2回裏、先頭の金井田のヒットから、1死2塁の形を作るも、後続が倒れ啓成は0点。
3回表、3番清水君に特大の外野フライを打たれ1死3塁となったところで、エースに託すしかなり、小出を投入。しかし、替わった直後、止められず、4番野々川タイムリー。5番岩田にもヒットで続かれるもなんとか踏ん張り4−0。
3回裏、啓成は2本ヒットを放つも点には結びつかず。
4回表、1死から9番下平のイレギュラーヒットをきっかけに、4連打で2点。さらにややイレギュラーでショート記録エラー。さらにエラーが重なりタイムリーも出てこの回5点。9―0。
5回表、3番清水が今日2本目の2ラン。11―0とほぼ勝負あったか、という状況となりました。
5回裏、2死から3連打で啓成はチャンスを作るもここまで2安打の金井田が倒れ0点。5回終わって11−0と通常の試合ならばコールドとなる得点となります。
6回表、1死2,3塁のピンチを小出が始めて抑え0点のイニングを作ると、啓成は怒涛の反撃を開始。
1死3塁から香椎タイムリー。小出にもタイムリー。ここでエース下平を諦め、和田に交代するも逆に裏目。
1番松本ヒットにレフトが処理にもたつき1点。四球を挟んで、3番森田が倒れるも、4番金井田がタイムリー。岡田が冷静に押し出しを選び、代打志水2点タイムリー。香椎内野安打タイムリー。阿部が倒れ3アウトもこの回打者13人の猛攻で8点を上げます。
7回表、啓成は0で抑えたかったイニングでしたが、1死1、3塁で4番野々川が犠牲フライ。大きな追加点。12―8。
7回裏、四球、エラーで1死1,3塁とし、森田が犠牲フライ。12−9。さらに金井田も繋ぐも岡田が倒れこの回1点。
8回表、小出が初めて三者凡退で抑える。
8回裏、先頭の林が内野安打で出塁。ここで香椎が痛烈なサードへライナー。しかし、アンラッキーで正面。ランナー飛び出しでゲッツー。ここで勝負アリでした。
9回もランナー1人出したものの啓成力尽きました。東邦が逃げ切り勝ち、6年ぶりの夏の甲子園を決めました。

勝負のポイントは一杯あった試合でしたが、啓成の投手起用については最善の策だったと思います。小出君の投入もあそこしかなかったと思いますし。ただ、加古君について東邦が良く研究していたこと。(低めの球をライナーで返すバッティングを徹底していた)小出君が予想以上に疲れていたことが、大量点につながりました。熱田での決戦だったのも影響はあったと思います。
清水君の2本目のホームランは重かった。あれで勝負あったと思いました。ただそこからの啓成の反撃はすごかったです。

4回の東邦のビッグイニングは、イレギュラーや啓成のミスが絡んだり、ラッキーもあってのものでした。啓成はそういうツキうんぬん抜きで8点を奪ったのは凄かった。もちろんもともとの点差があったのはありますが。
東邦のこの回の継投はミスだと思います。まだ点差があっただけに、この回は下平君でいくべきだと思いました。制球にやや難のある和田君よりも・・・。で和田君は次の回の頭からで行けばもっと楽だったと思います。

後は取られた直後の7回。チャンスを作った1〜3番。返した4番。ここの東邦の打線の集中力は見事でした。ここが0ならほんとに分からなかった。

後は8回裏、香椎君の打球。あれを飛び出すな、というのは酷です。ほんとにあと少しずれていれば取れなかった。アンラッキーとしかいいようがない。勝利の女神が東邦に付いていました。

東邦は是非甲子園でも集中力を発揮してほしいと思います。そうそう甲子園では打てないかもしれませんが、きちっとした野球をやれば、そんなに差はないと思います。ただ、県で超高校級の球と勝負してないのはちょっと気になりますが・・・。
下平君も十分通用すると思いますので、まずは1勝目指して頑張ってほしい。

啓成はほんとに意地を見せてくれました。投手陣は1,2年生主体。良く勝ち上がりました。最初固かったこと、東邦の3年生の気迫に投手陣が飲まれたこと、それをフォローするエースが不在だったこと、そんな中での勝ち上がり、戦いは見事でした。
3年生の思いを継いで、新チームで戦ってほしい。秋は十分選抜を狙える戦力が残ると思います。頑張ってほしいです。