8月27日に春日井球場で行われた名古屋地区決勝戦。享栄−中京大中京の観戦記です。正直、どちらもエースは投げないかと思いましたが、どちらもエースが登板。なかなかの本気モードの試合となりました。

ランニングスコア

享栄
220000000|4 H10 E0
000200100|3 H9 E1
中京大中京

享栄
村瀬 4回 48球 被安打5 四球0 三振0 失点2
古川 3回 35球 被安打3 四球1 三振1 失点1
八木 。臆鵝。横教紂“鎔詑韮院〇裕紕亜〇或僑魁ー催寸

中京大中京
井藤 。害2/3 75球 被安打8 四死球3 三振2 失点4(自責点2)
細川 5回1/3 69球 被安打2 四球1 三振3 失点0

享栄の村瀬君は左のオーバーハンド。割とコントロールが良く、低目を突いて打たせて取るタイプでしょう。緩急も駆使するタイプです。もう少し球威が欲しい。

古川君は右のオーバーハンド。スピードはまずまず。全体にボールが高かった印象。やや1塁側に投げた後流れるのが気になりました。

八木君は左のオーバーハンド。初めはボールがばらついていましたが、まっすぐはさすがの速さとキレ。

中京大中京の井藤は右のオーバーハンド。ステップがやや3塁よりで、まっすぐがシュート回転していた印象です。インコースを攻めていましたが、甘くなった球を長打されていました。

細川は右のスリークォーター。スライダーはさすがのキレでした。大きいのと小さいのを使って的を絞らせなかったです。

試合経過(敬称略)
1回表、1番2番は倒れるも、3番の佐藤がレフトへ落ちるややラッキーなヒット。4番の藤田礼はサードゴロも送球エラー。5番の小幡が四球を選んで満塁。6番の藤田新がレフト線ギリギリに落ちるタイムリーで享栄が2点を先制。

1回裏、2番の矢澤が2ベースで出るも後続が倒れ無得点。

2回表、先頭の水谷が2ベース。2死後、田中のタイムリー2ベース、佐藤の技ありのタイムリーで2点を追加し、4点をリードします。

3回表は、6番藤田新に3ベースが出るも、後続が倒れ0点。

4回表、2死無走者から、ヒット2本と死球で満塁と攻めます。ここでピッチャーを諦め、細川を投入。6番藤田新はいい当たりもサードライナーで追加点は奪えません。

中京は2回3回はヒット1本に抑えられるも、4回裏、3番4番がヒットで出塁。2死2,3塁で7番田中が2点タイムリーを放ち、2点差とします。

5回表、細川は3者三振のすばらしいピッチング。7回まで3人ずつで抑え込まれます。

しかし、中京もライナーゲッツーや盗塁死で流れを呼び込めません。

7回裏、中京は1死から四球とヒット、好走塁で1,3塁とします。ここで8番山中はバント。しかし、3塁ランナーがスタートを切らず、ピッチャーが1塁へ。この瞬間スタートを切って、ホームイン。トリックプレーで1点差にします。

享栄は8回、盗塁死、9回ゲッツーで追加点を奪えずも、8回から登板した八木がヒット1本打たれるも、牽制で刺すなど、3三振の好投で逃げ切り。享栄が勝ちました。

享栄は3番の佐藤君のバットコントロールが良かったです。それから6番の藤田新君が当たっています。あと4番の藤田礼君のインコースの捌きが巧かった。細川君には抑えられましたが、打線はなかなか力がありますね。県大会が楽しみです。投手は八木君が抜けているので、余力を残して勝ちあがれるかが、東海大会へ進む鍵になると思います。

中京大中京は、旧チームに比べると、完成度は落ちますね。らしくないミスもあったし。印象に残ったのは1番荒殿君の俊足と、レフト国友君の守備範囲の広さ。細川君のすばらしいピッチングです。秋も有力なのは間違いないので、ピッチングスタッフをどれだけ打線がカバーできるか、が鍵になりそうです。