23日に行われた岐阜大会の注目の試合、県岐阜商−中京の試合の観戦記です。
昨年の夏代表対選抜代表、3回戦でぶつかるには豪華すぎる対戦となりました。

ランニングスコア

県岐阜商
010000002|3 H8 E0
00101031×|6 H8 E1
中京

県岐阜商
三上 。飢1/3 61球 被安打3 四球2 三振1 失点2(自責点1)
早川 2回2/3 50球 被安打5 四球2 三振3 失点4

中京
川口 9回 117球 被安打8 死球3 三振7 失点3

県岐阜商の三上君は、右のオーバーハンド。190cmから投げ下ろす直球には球威がありました。フィールディングも巧い。こういう長身ピッチャーというのは得てして細かいコントロールはないものですが、三上君もご多分に漏れず、といった感じです。
早川君は左のスリークォーター。2年生ということで次期エースでしょうね。コントロールにばらつきがあって、良いとき(6回)は三者三振もあれば、コントロールに苦しみ3失点もある。安定感が出てくれば、新チームからは楽しみですね。

川口君は秋に見たときは、変則サイドハンドという印象でしたが、昨日見た感じでは、右のサイドに近いスリークォーターという感じでした。ややアーム投げ。球威コントロールともかなり上がった印象です。

試合経過(敬称略)
1回表裏は0点。
2回表、先頭の4番杉浦のヒットから2死2塁でピッチャー三上が自らタイムリーを放ち先制。

2回裏、四球で先頭を出すも、続くバントをすばらしいフィールディングでゲッツー。

3回裏、四球から2死2塁とし、2塁左へのゴロを正面で捌こうとしてトンネル。センターもファンブルをして、同点となります。

5回裏に中京が先頭の水野がヒット。2死3塁として、1番小嶋が今日2本目となるヒットがタイムリー。貴重な勝ち越し点を呼び込みます。

勝敗を分けたのは7回の攻防。

7回表、県岐阜商は、2死から三上がヒット。8番後藤直のところで盗塁を決め、2塁において、センターへ抜けようかというような当たり。これを、中京のセカンド水野が飛び込んでセンターに抜けるのを阻止。内野安打となったものの同点を阻止します。これに川口が応え、後続を断ち無得点。

その裏、先頭四球。次のバントはピッチャーが思い切って2塁へ送り封殺。2死から四球で1,2塁。ここで小嶋の当たりは、先ほどの県岐阜商と同じセカンドの左へ。ただ、やや打球が少し鋭く、こちらは飛び込むも抜けて3点目。続く安藤にも2点タイムリーが生まれ勝負ありでした。この回は見ごたえがありました。

8回にも1点を加えた中京。

しかし、県岐阜商もあきらめない。9回2死からランナー2人置いて、途中出場の秋山、代打藤井が連続タイムリー。一発が出れば同点まで行きますが、反撃もここまで。中京が6−3で逃げ切りました。

県岐阜商の応援は凄かったです。完全な甲子園仕様に見えました。(普段もあんなもんかもしれませんが)しかし、正直あまり結果が出ていないチームでしたが、中京と五分に渡りあいました。夏には仕上げてくる県岐阜商の強さを見せてもらいました。
1年生のショート、藤田君がいい動きをしていました。さすが1年生でレギュラーを掴んだ男。今後も楽しみです。

中京は川口君がさすがです。ただ、どうやらエースナンバーの小亦君が調子を崩している模様。こうなると連戦でどうなるか?どっちにしても明後日に控えた大垣日大との試合が大一番です。投の川口君、打は小嶋君が鍵ですかね?好勝負となりそうです。

どちらにしてもすばらしい試合でした。岐阜のレベルの高さを堪能させていただきました。今のところ、僕の中でのこの夏のベストバウトですね。