19日に岐阜長良川球場で行われた東海大会の準決勝第1試合、宇治山田商−成章の観戦記です。3番投手で復帰した中井君。その存在感で1日で別のチームになっていました。

ランニングスコア

宇治山田商
002050002|9 H13 E0
000001000|1 H6 E0
成章

宇治山田商
中井 。群鵝。坑概紂“鎔詑韮粥〇裕紕院〇或僑隠亜ー催寸
矢形 2回 23球 被安打2 四球0 三振0 失点0

成章
小川Α。飢鵝。僑元紂“鎔詑韮隠亜〇裕紕院〇或僑亜ー催寸
酒井 4回 38球 被安打3 四球0 三振1 失点2

宇治山田商の中井君は足の故障が心配でしたが、投球に関しては支障はなさそうでした。まっすぐは速いし、スライダーのキレもいい。1年秋に見て以来でしたが、確実に成長していました。6回にやや高く浮いたところを長打を打たれたのが課題といえば課題。ただ、故障上がりですし、仕方ない部分もあるかな?
矢形君は右サイドハンド。コントロールが甘い。もう少しきっちり投げれるようにしたいところですね。

成章の小川君は中井君の一発以外は粘って投げていましたが、5回につかまっちゃいました。調子は悪くなかったと思うんですけどね。
酒井君は右オーバーハンド。ちょっとひじの使い方が変則。もう少し球威がほしいかな?でも代わってから3回はパーフェクト。落ち着いて投げていました。

試合経過(敬称略)

初回、中井君の打席に注目していましたが、三遊間の深いあたり。普通ならセーフになりそうなところでしたが、こわごわ走っているのか、遅く感じました。ちょっと不安を覚えます。

成章はその裏、2番服部のヒットと盗塁で1死2塁の形を作るも0点。

2回表、1死から2本のヒットで1,3塁とチャンスを作るもサードの好プレーもあり0点。

3回表、2死から内野安打のランナーを置いて、中井の打球はあっという間にレフトスタンドへ。グングン伸びていきました。目の覚めるような一発でしたね。

宇治山田商は4回にもチャンスを作るも0点。
5回表には、2死2,3塁から、4番西田以降4連打5得点。試合を決定付けます。

成章は5回までヒット2本に抑えられ無得点。

6回裏、9番横山1番間瀬の連続2ベースで1点を返します。しかし、無死2塁の続くチャンスは活かせず1点どまり。

宇治山田商は代わった酒井を打てずに6〜8回は3人ずつで終わっていましたが、9回にヒット2本でチャンスを作り、内野ゴロの間と、中井のタイムリーで駄目押し。

9回裏、4番坂本の3ベースもありましたが、8回から登板の矢形に抑えられ、9−1で宇治山田商が圧勝しました。

宇治山田商は、前の日の東海大翔洋戦とはまるで別のチーム。中井君の存在の大きさをつくづく感じました。皇學館戦の印象がこんな感じですので、これが本来の姿なのでしょう。中井君がやはり引っ張るのが甲子園への道だと思いますので、怪我には注意して夏に望んでほしい。また、平生投手を中心に、中井君を助けるように頑張ってほしいです。脆さもあるが、はまったときの強さは全国でもトップレベルだと思います。甲子園で見たいチームですので、夏、頑張ってほしい。

成章はエースの大西君に無理させませんでした。どうやら県大会のときから故障をおして投げていたようなので、英断だと思います。2人のピッチャーが投げましたが、そこそこは抑えていたので、自信にはなったのではないでしょうか。成章は、大西君次第で強くも弱くもなる印象ですが、県大会での中京大中京戦、東海大会の2試合ともいい経験となったのではないでしょうか?
大西君の余力をいかに残して勝ちあがるかが、甲子園への条件だと思いますので、チーム全体での奮闘に期待したいです。

参考観戦試合
東海大翔洋−宇治山田商(2007・5・18春季東海大会)
中京大中京−成章(2007・4・29春季県大会準決勝)