少し遅くなりましたが、昨日行われた愛知−愛知啓成の試合の観戦記です。

まずはランニングスコア

愛知101003003|8
啓成000200112|6

愛知
奥村 。飢鶺綽遙牽元緘鎔詑韮技裕紕柑或僑下催寸
中川 4回球数77球被安打6四球2三振1失点4
啓成
水野 。飢2/3球数102球被安打9四球2三振5失点5
寺本 3回1/3球数30球被安打3死球1三振0失点3

愛知は、去年の秋からエースが代わっていました。
先発の奥村君なんですが、左のオーバーハンド。これといってスピードもなく、コントロールもそんなにいいわけではない。緩急で打ち取るタイプのよう。正直、なんでこの子がエースなんだろう?と最初は思った。が、このピッチャー。なぜかフライアウトがすごく多い。多分、手元で伸びているのか、「おおきく振りかぶって」の三橋のようにくせ球なのか(って知らない人がみたらわけわからんだろうけどw)ポップフライが多いんです。

2番手の中川投手。こちらも同じサウスポーで球速もそんなにない。若干、コントロールはよさそうでしたが。最初は同じタイプでの継投で大丈夫?と思ったら、今度はゴロのアウトが増える。どうやらこちらは、低めを付いてゴロを打たせるピッチャーのようでした。この微妙な組み合わせの継投がうまくいったのかな?と思いました。

啓成はエース水野君が登板。ただ、昨秋も愛知にはうまく捉えられていて、どっちかといったら知らないピッチャーのがいいんじゃないのかな?と思ったが、エースに任せたかったのでしょう。水野君の出来は若干悪い気もしましたが、不調ではありませんでした。ただ、愛知がかなり研究していた感じがしました。

2番手の寺本君も、打たせてとるタイプ。水野君のあとをうけ、頑張って抑えていましたが、9回に一発。甘く入った球をものの見事に左中間に持っていかれていました。それさえなければ出来がよかっただけに惜しかった。

試合経過です。
1回表、愛知は先頭の伊勢がいきなりヒット。バントで送り、4番の荒谷がセンターにクリーンヒット。いい球は返ってきたがキャッチャーがこぼし1点先制。

啓成は2回裏、先頭のランナーを四球を出すも、珍しく盗塁を仕掛けて失敗。この失敗で以降はいつもどおりバントに切り替えた感じでした。

3回表に愛知は1死からヒットで出塁するとすかさず盗塁。弱点である啓成のキャッチャー永田健の肩を突いてきます。すかさず4番の荒谷が今日2本目のタイムリー。リードを2点と広げます。

3回裏に先頭バッターを出しながら得点できなかった啓成。突破口はやっぱりこの人4番森越。4回1死から2ベースで出塁すると、そこから4連打。一気に同点に追いつきます。がここで一気に勝ち越せず。同点どまりとなります。

啓成水野は、4回以降立ち直りかけたが、6回2アウトから崩れます。四球をはさんで4連打、3点を失いノックアウトとなります。

啓成も7回に森越のタイムリーで1点。8回も野口のタイムリーで1点差までしたが、このときにランナーがタッチアウト。押せ押せの場面でもったいないプレーがでます。

そして9回、ヒットとデットボールで2死1,2塁で4番荒谷。会心の一振りが左中間に突き刺さり駄目押しとも言える3点が入ります。水野の後をうけ踏ん張っていた寺本にとっては痛恨の1球となってしまいます。

しかし、啓成もさすが甲子園出場校。9回2死から意地をみせ、4番森越から3連打で2点を返します。最後は代打の池田がレフトフライに終わり愛知が昨秋のリベンジを達成しました。

啓成は、特にここがいけなかったという場面はそうなかったです。唯一走塁でミスといえる部分はありましたが。やはり、愛知に研究されていたと見るのが妥当でしょう。愛知はとにかくセンター返しを徹底していました。水野攻略にはこれ、というのが出来ていたのでしょう。水野投手は、夏も当然マークされます。これを乗り越えられるか。春夏連続出場への鍵でしょうね。

愛知は、とにかく借り返す。この気持ちが強かったように思えます。見事な水野攻略劇でした。あと、4番の荒谷君が3安打5打点の活躍。バックも難しいあたりでのエラーは1つありましたが、啓成にも劣らない守備で踏ん張っていました。
課題は投手陣。先頭バッターを出すこと6度。そのうち四球で出したのが4つありました。このあたりは改善しないと、強豪同士の試合では付け込まれます。改善していってほしいですね。

とにかく面白い試合で、最後まで気が抜けない好ゲームでした。ミスで決まるとかではなく、純粋にいい試合を見せてもらったなぁと思いました。
また、夏で当たったりするかも知れません。その時が決着戦ですね。