昨日雨で流した選抜高校野球。今日、準決勝2試合が行われました。

横浜12−4岐阜城北

昨日、元々先発回避の予定だった尾藤が今日は先発。ただ、ストレートはともかく、変化球がストライクが入らない苦しい立ち上がり。それでも序盤はそのまっすぐでなんとか0に抑えていたが、3回に2死からランニングホームラン。ここから崩れ5失点。4回には尾藤の後を受けた山下らが止めきれず6失点で勝負あり。打線は左腕アレルギーのためか前の試合までのバッティングができず。終盤に4点返すのがやっと。横浜の完勝でした。横浜は5回でエースを温存。この起用が決勝戦に吉とでるか凶とでるかが見ものです。
それでも岐阜城北は大健闘でしょう。今年の東海地区はレベルが低いと散々言われながらの快進撃。尾藤投手は連投が利かないという不安が出てしまった。夏までに投手力の底上げをして、甲子園に帰ってきてほしい。

清峰6−0PL学園

この大会、初めてちゃんと清峰を見ましたが、強い!!こんなに強いチームだとは思いませんでした。PLが防戦一方。PLも堅守で食い下がりましたが、前田が踏ん張りきれず、また打線も2安打では万事休す。
なにが強いって、点を取るべきところできっちり取る。守備がうまい。走塁もうまい。なによりミスが少ない。とても初出場とは思えません。すでに甲子園常連校の雰囲気です。
ピッチャーの有迫も丁寧に投げていて安定感が出てきた。決勝戦もこういうピッチングができれば十分抑えられると思う。
PLは、有迫の球威に負けてました。前2試合が球の遅いピッチャーだったのが災いしたかな?

決勝戦のカードは横浜−清峰の組み合わせになりました。今日の試合を見た限りでは、清峰のが上かな?という感じがしました。ただ、横浜はピッチャーを温存できた。清峰の有迫が今日のような投球ができるのか。このあたりが鍵を握ると思う。他の部分は互角。ベンチワークはやや清峰が上かな?ただ、渡辺監督には経験がありますし・・・。うーん難しい。個人的にはなんか渡辺監督の采配は好きになれない部分があるので横浜は応援する気になれないんですよね。
僕としては優勝校あてがかかってますので、清峰にぜひ優勝していただきたいですが・・・。とにかくいい試合を期待します。