いやーすごかった。荒川選手。すばらしい演技で金メダルを獲得しました。

1位荒川選手。最初のジャンプを見た瞬間、ちょっとキレがないかな?固いかな?とおもいましたが、2回目のコンビネーションを決めたあたりから、本来の調子に戻り、すばらしい演技でノーミス、完璧に滑りきりました。観客も魅了し、スタンディングオベーション。文句なしの高得点。この時点でトップに立ちました。

2位コーエン選手。第4グループの練習の時から、こけまくりの他の選手とぶつかるわの、完全に心がどこかへ飛んでいる様子。演技前から、ふわふわしているのが見ていて伝わってきました。そしてスタートしてジャンプで案の定転倒、それも2回。ただ、その後ようやく落ち着きを取り戻し後半は本来のすべり、意外と点も延びて演技直後はトップに。荒川さんには抜かれたものの2位で銀メダルとなりました。

3位スルツカヤ選手。こちらも、完全に荒川選手の点数がプレッシャーになっていた。コーエン選手ほどではないにしても、緊張が見て取れる様子でした。演技はジャンプは高さがある割りにコンビネーションが抜けるミスが相次ぎ、中盤で致命的な転倒、最後までらしさを出せず、コーエン選手よりも低い点数に留まりました。

4位村主選手。演技は、出来る限りのすべりをしたと思いました。大きなミスというのは、素人目には分からなかった。3回転2回転のコンビネーションが2回転2回転になったとこくらい。ただ、演技順が悪かったかな?と思いました。同じ日本人で荒川選手より見劣りしてしまった。その分、点数が伸びなかった気がしました。順番が逆だったら、コーエン選手を抜けたかも。後、3回2回2回のコンビネーションが入れられたら・・・という気がしました。

安藤選手は15位。4回転は案の定飛べず、終盤はスタミナ切れでバタバタ。これが実力でしょう。まぁ、個人的には、彼女の風除けとしての役目があったから、荒川さんの金メダルを呼んだと思ってますので、そういう意味では、大きな役目、お疲れ様でした。

上位にくるはずの2人がこけてくれたおかげもありますが、荒川さんは、金にふさわしいすべりでした。ほんとに感動しました。おめでとうございます。フィギュア初の金メダル、歴史的な場面が見れてうれしかったし、ありがとうございました。