コウサする日々

愛知を中心に野球の観戦記を書いています。毎日更新。

9日の試合結果

9日の試合結果
中京大中京10−3日福大付(7回コールド)
桜丘10−6西尾(延長10回タイブレーク)
西春6−0津島
誠信1−0名市工芸
向陽8−3知多翔洋
大成7−4豊田大谷
☆大同大大同5−6愛知黎明
☆中部大第一5−12名経大市邨(7回コールド)
栄徳6−3愛知商
愛産大三河1−0刈谷
☆星城3−4杜若
豊橋商1−5西尾東
名古屋13−3修文学院(5回コールド)

個人的には豊橋商は勝ち上がれるチームかと思っていたので、西尾東に敗れたのはちょっとびっくりでした。
星城−杜若は杜若が競り勝ちましたね。
初戦から接戦が多い印象。結構力が拮抗している感じです。秋はまだチームが出来上がってないですし、こうやって勝って力が上がっていくチームも多くありそうです。

尾東大会
日進西10−2豊明
春日井11−8瀬戸工科・瀬戸北総合

ウエスタンリーグ 中日−ソフトバンク 観戦記(2023年9月7日)

9月7日にナゴヤ球場で行われたウエスタンリーグ公式戦、中日−ソフトバンクの観戦記です。
今年初めて2軍の公式戦を観に行った形。現在のNPBのレベルを知ろうと考えていきました。

ソフトバンク
210002000|5 H12 E0
000200000|2 H6 E1
中日

ソフトバンク
大関(42)、杉山(40)、泉(53)−海野
中日
松葉(38)、砂田(47)、森(28)、橋本(13)、谷元(14)−石橋、山浅

投手成績
ソフトバンク
大関友久 7回 94球 被安打6 死球1 三振4 失点2
杉山一樹(駿河総合−三菱重工広島 5年目) 1回 12球 被安打0 四球0 三振1 失点0
泉圭輔(金沢西−金沢星稜大 5年目) 1回 11球 被安打0 四球0 三振0 失点0

中日
松葉貴大(東洋大姫路−大阪体育大−オリックス 11年目) 5回 77球 被安打8 四球1 三振2 失点3(自責点2)
砂田毅樹(明桜−DeNA 10年目) 1回 12球 被安打2 四球0 三振1 失点2
森博人(豊川−日本体育大 3年目) 1回 15球 被安打2 四球0 三振1 失点0
橋本侑樹 1回 16球 被安打0 死球1 三振1 失点0
谷元圭介(稲生−中部大−バイタルネット−日本ハム 15年目) 1回 12球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
ソフトバンク
4仲田(155) 3石塚(121) 7水谷(59) 5リチャード(52) D吉田(64) 8笹川(44) 2海野(62) 9川村(132) 6川原田(46)
中日
9鵜飼(4) 8三好(30)→8濱(37) D福元(23)→7 7アキーノ(9)→1谷元(14) 3石垣(32) 5堂上(63)→2山浅(57) 2石橋(58)→5樋口(97) 4村松(5) 6龍空(45)

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(試合経過)
1回表、無死1,3塁から3番水谷の2ゴロを弾く間にランナー生還。2死2塁から5番吉田がタイムリー。ソフトバンクが2点を先制。2−0
2回表、先頭の7番海野が打った瞬間のソロホームラン。3−0
4回裏、無死1塁から4番アキーノがタイムリー2ベース。無死3塁から5番石垣の遊ゴロの間に1点。2点を返し3−2。
6回表、無死2塁から6番笹川が2ランホームラン。5−2
ソフトバンクが勝ちました。

総評

ソフトバンクは1軍で4勝(6敗)を上げている大関投手が先発。7回を投げて2失点。MAX146kmと力のある球も投げていてさすがの投球でした。アキーノ選手に綺麗に打たれましたが、そこ以外はしっかりと投げ勝っていたと思います。
リリーフの2人も杉山投手が152km、泉投手が149km。力がありますね。
打つ方では海野選手、笹川選手がホームラン。川村選手は2本の3ベース。育成の川村選手のスピードと打力は結構びっくりしました。いい選手はたくさんいますね。
中日は松葉投手が先発。5回8安打3失点。まぁ調整ですし、この内容どうこうという投手じゃないと思うので、また上で投げる時に仕事をしてくれれば。
橋本投手の投球が色々な意味でびっくり。まっすぐが154km。スライダーも139km。ボールそのものは一級品。ただ、それを相手が苦にしていない。フォームがまっすぐと変化で違うようにも感じましたし、まっすぐもしっかりと引っ張られる。もったいないな、と感じると同時に、これを一軍レベルにするのは簡単じゃないかも、と思わされました。
ボールだけ良くてもNPBで通用しない、ということを知れた意味でも、今の橋本投手を見れて良かったです。
砂田投手、森投手は苦しい内容。谷元投手は安定していました。
龍空選手は素晴らしいプレーで森投手を救う場面もあった一方で、雑な送球で危ない場面もありました。ランナー出てもあまり次の塁を狙おうとする姿勢がないですし。守備が一級品でもそれだけじゃ難しい。一軍ではもう少し集中力等違うのかもですが・・・。
堂上選手の打球が伸びなくなっているのも気になりました。アキーノ選手はまっすぐを左中間に運べたのは良かったですけど、現状のままだと来年は厳しそうですね。
お客さんも少なめでしたし、色々先につながる感じが少なかったのが厳しいですね。光が少ない試合でした。

ピックアップ選手

ソフトバンク 大関 友久 投手(土浦湖北−仙台大 4年目)

さすが昨年1軍で7勝。今年もここまで4勝。勝っているピッチャーだな、という投球でした。MAX146km。割とフライアウトが多く、ボールに力があるな、という感じでした。

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ソフトバンク 笹川 吉康 外野手(横浜商 3年目)

6番センターで出場。6回はアウトコースよりのまっすぐをライトへ運び、力のあるところを見せてくれました。

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ソフトバンク 川村 友斗 外野手(北海高−仙台大 2年目)

8番ライトで出場。3ベース2本放ち、最初の3ベースは2塁到達7.83秒、3塁到達11.43秒、スピードもありました。走塁ではもったいないプレーもあったので、そこは反省ですね。

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中日 石垣 雅海 内野手(酒田南 7年目)

5番1塁で出場。2安打のマルチ。4回には転がせば1点でしっかりと転がしました。打撃の状態は悪くなさそうです。

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中日 龍空 内野手(近江 3年目)

9番ショートで出場。1安打1死球。守備では雑な送球もありましたが、7回には投手を救う好プレーも。もう少し走塁で次を狙う意識とか見せてほしいですが・・・。守備以外の部分をもっと向上させていってほしいですね。

中日 橋本 侑樹 投手(大垣日大−大阪商業大 4年目)

左でMAX154km。スライダーはめちゃめちゃ鋭く曲がって139km。ボールは一級品。ただ、それを結構捉えられる。ヒットこそ出なかったものの、まっすぐが引っ張られるのが気になりました。あと死球も出して不安定さものぞかせたところは厳しいですね。

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「春に散る」を観てきました。

春に散る

「春に散る」を観てきました。

(あらすじ)
広岡仁一は40年ぶりに日本の地に降り立つ。彼はアメリカに渡った元ボクサーであり、引退後はホテル経営を行い、成功を治めていた。しかし心臓に持病を抱えてしまう。 日本に戻ってきた彼が最初に行った事は後楽園ホールでボクシングの試合を見ることだった。会場でかつて所属していた「真田拳闘倶楽部」の会長の娘で現会長である真田令子に偶然会い、後日真拳ジムを訪ねる。

良い映画でした。
横浜流星さんはこの映画のためにボクシングに取り組んでプロテストに合格するほどになったそうですし、しっかりと映画でボクシングを見せようとしているな、と感じました。
やや展開がご都合主義に感じたのは映画ですから仕方ない部分もありますよね。尺の都合もあるし。そういう意味では相手の王者の設定も無理がなかったかな、と思いますし、感動も出来ました。
なりあがる、という意味でも設定も良かったと思います。あまりにも最初が低いと荒唐無稽になってしまいますしね。
泣ける部分もありましたし、見て損はない映画だと思います。

☆4つで。

2023年秋季愛知県大会展望

Aブロック
大府シードゾーン
シード校は大府。
大府は140km右腕、エースの長野投手がいて、彼が抑えれば十分に上位進出が可能なチーム。ただ、夏までのチームと比較すると野手が少し落ちるので、長野投手がどれだけ抑えられるかがカギ。
そういう意味ではフレッシュな状態で中京大中京とやれるのは良かったかな、と。中京大中京をしっかりと抑えていけば十分勝機はあるかな、と。
中京大中京は2次予選で栄徳に敗れてノーシードに。ただ、夏までの経験者が多く、投手陣は力のある投手が揃っています。継投を中心に戦う形になっていますが、その難しさが出なければやはり県で上位候補の一角ですよね。
連戦を乗り切ればこのゾーンを勝ち上がる可能性は一番ありますね。日福大付は大府に敗れてシードを逃しましたが、知多では大府の次に力のあるチーム。中京大中京を苦しめたいところ。
となりの山は混戦ですね。愛産大工は夏までのチームに比べると小粒な印象。桜丘も地区予選で苦戦していましたし、西尾もチャンスがありそうです。

愛工大名電、安城シードゾーン
個人的には愛知県の本命としているのが愛工大名電。投手が3枚(伊東、大泉、古谷)いて強力。打線も石見選手、石島選手、宍戸選手が強いですし、全体的にレベルが高いですね。
名市工芸は打線が強力ですが、誠信との対戦でどちらが来ても、地力は名電が上かな、と。
向陽−知多翔洋は地区予選でなかなかいい試合をしていて公立同士では好カード。安城は西三河でシードを獲得した力を県大会でどこまで発揮できるか。
ただ、このゾーンは愛工大名電が頭一つ抜けていると思います。

準々決勝は中京大中京−愛工大名電の私学4強対決と期待しますが、大府が割って入れるかは注目ですね。
Aブロックは愛工大名電と予想します。

Bブロック
愛知啓成シードゾーン
全て私学が揃って、なかなかの混戦になりそう。
愛知啓成は夏に経験した山田投手が中心。ただ、打線がやや小粒な印象で、丹治選手中心にどこまで投手を援護出来るか。
大成−豊田大谷は好カード。豊田大谷は夏辞退して、秋はどうかな、と思っていましたが、県大会まで勝ち上がってきました。どんな戦いを見せるか注目。
大成は堺−山尾のバッテリーが強力。打線の奮起次第では上位を狙えるチーム。愛知啓成とは地区予選で戦って愛知啓成が快勝していますが、それだけに再戦は不気味なんですよね。大成の逆転もあるかも。
中部大第一、名経大市邨、大同大大同、愛知黎明は拮抗した私学4チームが集まったな、という印象。どこが勝ち上がってくるかは読めない。愛知黎明の金城監督もそろそろ勝ち上がってきそうですよね。

享栄、豊橋中央シードゾーン
享栄は夏までのチームに比べると少し落ちる印象。1年生の大型左腕、小山投手は面白い存在ですけど、1年生に頼っていては厳しいかな、と。ショートの仲谷選手のプレーは試合を見る時は是非注目してほしいですね。嫌でも目立ちますが。
愛産大三河−刈谷の西三河対決はどちらが勝つか読みにくいですが、さすがに享栄はここは落とさないかな、と。
豊橋中央は東三河ではトップレベルのチーム。今年はチャンスありそう。力のある選手が多いですし、そこで競争も出来ている印象。Bブロックを制するチャンスもあると見ます。
津島−西春は夏、秋の地区予選に続いて3度目の対戦。西春が連勝中ですが、津島としてもそろそろリベンジしたいところ。

準々決勝は愛知啓成−豊橋中央と予想しますが混戦ですよね。大成、中部大第一、愛知黎明、享栄が上がってくる可能性もありそう。
Bブロックは豊橋中央と予想します。

Cブロック
三好シードゾーン
三好は今の2年生は1年生の夏から出ている選手が多く、試合経験が豊富。それを活かして西三河を制しました。ただ、特出した選手はいなくて、まとまりと岡田監督の采配でどこまで勝ち上がれるか。
杜若−星城は1回戦屈指の好カード。星城は大型野手の小松選手が注目。杜若は若いメンバーで夏にベスト8まで勝ち進んだ経験が力。それを活かして上位進出も狙えそう。
隣は公立3校が集まりました。小牧南は夏に愛知啓成と延長タイブレークを戦い、その経験を活かしたいところ。刈谷工科は予選で崖っぷちを何度も経験。その経験が力になりそう。一宮は野手に力のある選手がいて、打線で援護したい。
ここは杜若−星城の勝者が上がってきそうな印象ですが、拮抗していますね。

名城大附、誉シードゾーン
名城大附は名古屋地区ベスト4となり、16年ぶりの快挙だったとか。投手陣が奮闘して1次予選から勝ち上がった印象で、打線もなかなか強力。総合力の高いチームでこのブロックでの勝ち上がりも十分狙えそう。
豊川工科−豊橋東の東三河対決がどうなるか注目ですが、豊橋東の投手は力があると聞きましたので、豊橋東が勝ち上がった場合はそこを打てるかどうかが名城大附としてはカギになりますね。
誉はいきなり秋の初戦が誠信という厳しい対戦でしたが、ここを制して、愛知黎明も破ってシード獲得。尾張では上位のチームとなっています。
昨年の投手陣ほどでは無いにせよ、投手は力がありますし、田所選手中心の野手も好選手が揃っています。まとまれば上位進出も可能。
東海南−岡崎工科は予選で崖っぷちを乗り越えてきたチーム。その強さを見せたいところ。

準々決勝は星城−誉と予想しますが波乱含み。小牧南も十分チャンスはありそう。
Cブロックは誉と予想します。

Dブロック
東邦シードゾーン
名古屋地区を制した東邦。夏までのチームに比べると小粒な印象もありますが、それでもいい選手は多いんですよね。高柳選手は投手もやる大型捕手。注目したい選手です。
初戦は栄徳−愛知商の勝者。栄徳は地区予選で中京大中京を破り勢いに乗るチーム。愛知商もいい投手がいると聞きましたし、この1回戦は好カード。東邦も侮れない初戦になりそう。
隣の山は中部大春日丘、至学館という強豪が入りました。中部大春日丘は1年生左腕の水野投手がいますし、2年生にタレントが多いチーム。至学館は監督が変わって注目されますが、やる野球は変わらないでしょうし、ここがぶつかると面白い対戦に。岡崎城西は西三河で最後の切符を掴んだ粘りを出したいところ。
東邦はなかなか厳しいブロックに入った印象ですね。

東浦、豊川シードゾーン
個人的に一番注目していた豊橋商はここに入ってきました。秋に見たチームでは、地力は3番目くらいに思っていたので、初戦の西尾東戦を突破して一気に駆け上がりたいところ。東浦はまとまりで勝負するチーム。地力は豊橋商が抜けている印象ですがさてどうなるか。
豊川は東三河を制しています。1年生の投手陣に力がある印象で、これに2年生が上手くはまれば上位進出もありそう。名古屋−修文学院の勝者と当たり、名古屋が有力かな、と思いますが、豊川はいい勝ち方をして上位を狙いたいところ。
修文学院のショート太田選手は大型内野手で個人的には注目。
豊橋商−豊川の対戦となったら、お互いに手の内が分かっている東三河同士の対戦なので、難しい一戦になりそう。

準々決勝は東邦−豊橋商。
Dブロックは東邦と予想しますが、ここも波乱がありそうです。

「SAND LAND」を観てきました。

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「SAND LAND」を観てきました。

(あらすじ)
人の行為と天変地異によって、世界のほとんどが砂漠となった世界。砂漠と荒野に覆われた大地に住む人々にとって、生命線であった川が枯渇し、たった一つの水源を独占した国王によって、水は法外な値段で取引され、国中の人々が乾きに喘いでいた。
そんな中、この状況を打破すべく国王の水源とは別の水場「幻の泉」を探すために、初老の保安官ラオは腕の立つ魔物に加勢を求め、魔王の息子で王子・ベルゼブブと、そのお目付け役のシーフとともに水源を探す危険な旅へと出発するのだった。

やっぱり鳥山明ワールドは面白い。改めてそう思わせてもらえた映画でした。
原作は未読ですが分かりやすいですし、男たちの戦い、というところがらしいというか。変に媚びてない感じが良かったです。
声も声優さんがちゃんとやっているのも好感。アニメはやはり声優さんにやってほしいです。
最初から最後まで鳥山ワールドが楽しめました。
☆は4.5で。

悪役さんの声が飛田展男さん(カミーユ)と最後まで気付かず。しっかりと悪役をやっていたのはさすがでした。

至学館大−名古屋工業大 2回戦 観戦記(2023年秋季愛知大学リーグ2部)

9月3日に至学館大Gで行われた至学館大−名古屋工業大の観戦記です。
今季2部に昇格した名工大が、どういう試合をするか注目して観戦しました。

至学館大
210000100|4 H9 E1
40100000X|5 H7 E1
名工大

至学館大
内山(14)、古川(21)、小高(15)−土岐
名工大
蒲生(12)、加藤(65)−山中

投手成績
至学館大
内山 1回 27球 被安打5 四球0 三振1 失点4
古川 5回 59球 被安打1 四球0 三振4 失点1(自責点0)
小高 2回 25球 被安打1 四球0 三振1 失点0

名工大
蒲生 2回 43球 被安打5 四球1 三振1 失点3(自責点2)
加藤 7回 84球 被安打4 四死球2 三振4 失点1

(出場選手)
至学館大
5都嶋(10) 4高柳(25)→9佐藤(26)→H宮下(3) D中川(2) 2土岐(22) 6瀧本(6)→3山崎(17) 3尾崎(24)→4 7八神(7)→7矢澤(37) 9片岡(9)→6 8早佐(29)
名工大
6大須賀(10) D後藤(42)→H柴田(2)→D 8船橋(20) 9村田(55) 5神谷勇(16)→3村瀬(14) 7落合(27) 3神谷雄(60)→3丹羽(25)→5 2山中(22) 4長濱(29)→H森(61)→4森田(6)

(試合経過)
1回表、1番の都嶋が先頭打者ホームラン。更に1死2塁から4番土岐がタイムリー。至学館大が2点を先制。2−0
1回裏、1死1,3塁から4番村田がタイムリー。更に1死満塁から6番落合が走者一掃の3点タイムリー2ベース。名工大が逆転。4−2
2回表、2死1塁から1番都嶋がタイムリー2ベース。4−3
2回裏、ピッチャー交代、古川。
3回表、ピッチャー交代、加藤。
3回裏、1死3塁から4番村田が犠牲フライ。5−3
7回表、2死から4番土岐がホームラン。5−4
7回裏、ピッチャー交代、小高。
名工大が勝って、2部昇格後初勝利を上げました。

総評

名工大は春に名大を破って2部昇格。ただ、国立大ですし、ベンチで自分たちも言っていましたが、勝てば下剋上と言っていい立場。それをやってのけた見事な戦いでした。
ヒットは7本。そのうち5本を1回に集めて、一気に4点を取り、3回は相手のエラーもあって1死3塁となったところで犠牲フライ。効率よく点を取って勝利につなげました。
個人的には1回裏、先頭がヒットで出て、2番後藤選手に打たせていって、結果はエンドランで送りバントと一緒でしたが、打ちにいくという姿勢がその後の集中打につながったかな、と感じました。
そして2番手の加藤投手の奮投が素晴らしかったですね。上手くタイミングをずらして、クリーンヒットを打たれなかった印象です。最終回も先頭を死球で出しましたが、その直後にゲッツー。見事な投球でした。
至学館大は1番都嶋選手、4番土岐選手がホームランを放ち、活躍しましたが、打線がつながらず。後、9番の早佐選手がマルチで活躍しましたが、ちょっと分断された形。
2番手の古川投手の好投が光りました。

ピックアップ選手等はこちら


愛知工業大−中京大 1回戦 観戦記(2023年秋季愛知大学リーグ)

9月2日にパロマ瑞穂球場で行われた第2試合、愛工大−中京大の1回戦の観戦記です。
愛工大の中村投手VS中京大という、初日にして豪華なマッチアップだったので、どういう試合になるか注目して観戦しました。

愛工大
101000000|2 H8 E1
000000000|0 H5 E2
中京大

愛工大
中村(18)−野嵜翔
中京大
高木(11)−牧山、関岡

投手成績
愛工大
中村 9回 105球 被安打5 四球1 三振13 失点0

中京大
高木 9回 135球 被安打8 四死球2 三振8 失点2

(出場選手)
愛工大
8湯本(6) 7尾藤(10)→7萩原(8) 9宮川(51) 6白井(3) 3相原(25) D深見(9)→R高崎(27)→D 2野嵜翔(2) 5奥山(24) 4渡邉(7)
中京大
D川瀬(5) 7鶴田(7) 5秋山(24) 3土井(25) 4桑原(2) 8狩俣(26) 9杉浦文(33) 2牧山(22)→H平尾(27)→2関岡(12) 6杉浦勇(10)→H白井(28)→6

(試合経過)
1回表、2死3塁から4番白井がタイムリー。愛工大が先制。1−0
3回表、1死満塁から4番白井が犠牲フライ。2−0
6回裏、1死から2番鶴田、3番秋山の連打でチャンスを作るも、4番土井、5番桑原を連続三振。圧巻でした。
愛工大の中村が完封。愛工大が先勝としました。

総評

愛工大の中村投手がすごすぎました。マイガンでMAX152km(僕の前のところで計っていたガンでは153km)を計測。スライダーも3つくらいあって、それで簡単にストライクを取る。これでもカーブとか少なめでまだ引き出しは持っているような印象でした。
中京大もスライダーを上手く捉えてヒットにする場面はあったのですが・・・。結局5本のヒットのうち、まっすぐをヒットにしたのは秋山選手の1本だけ。終盤はばてていましたが、それでも要所で力を入れる投球で最後まで中京大打線を抑えきりました。
今まで見た投手で一番すごいかも、と思える投手。来年のドラフトまで怪我無く、順調に過ごしていってほしいですね。
中京大の高木投手もMAX144kmで愛工大打線をしっかりと攻めて、最後まで投げ切ったのはすごかった。ランナーを出しても粘れるのがいいですよね。6回、9回は1死3塁というピンチだったのですが、ここを抑えきる気持ちの強さがすごい。2年生でエースとして投げている凄みも感じました。ただ、余力を残すという意味ではもう少し早めに降ろしても良かった気もしますが・・・。エースとして期待しているんでしょうね。
中京大は秋山選手が2安打。先に書いたように唯一中村投手のまっすぐをヒットにしました。2年生ですがセンスの塊のような選手。この先が楽しみです。
愛工大は4番の白井選手が2安打2打点と素晴らしい活躍。4番ショートという貴重な存在。打撃技術もありますし、この先も注目です。
愛工大はどれだけ中村投手を消耗させずに勝っていけるかがカギ。打線の援護もそうですし、ベンチワークにも期待したいですね。

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愛知学院大−中部大 1回戦 観戦記(2023年秋季愛知大学リーグ)

9月2日にパロマ瑞穂球場で行われた開幕試合、愛知学院大−中部大の観戦記です。
1部復帰した愛知学院大が春優勝の中部大とどういう試合をするか。愛知学院大はエースの池村を立てて臨みました。

愛院大
000000100|1 H6 E1
02000100X|3 H4 E0
中部大

愛院大
池村(18)−三島有
中部大
水谷(18)、津波(19)−清水

投手成績
愛院大
池村 8回 113球 被安打4 四球2 三振7 失点3(自責点2)

中部大
水谷 7回1/3 93球 被安打6 四球2 三振8 失点1
津波 1回2/3 16球 被安打0 四球0 三振1 失点0

(出場選手)
愛院大
D福本(21) 8杉山(23) 7山田(3)→9 2三島(10) 3坂上(9) 9瀧野(8)→H竹田(7)→7 5田中(4) 4中濱(26)→H末田(27)→4池下(24)→H村北(12) 6両角(36)→H金子(25)→6大林(6)
中部大
6佐野大(10) 8川口(8)→9→R田澤(37)→9丹羽(25) D村木(5) 2清水(1) 7畠山(9) 9松本(29)→8梅田(26) 3猪熊(27) 5水野(7) 4小南(3)→H佐野陽(39)→4

(試合経過)
2回裏、1死1,2塁から7番猪熊が2点タイムリー3ベース。中部大が先制。2−0
6回裏、1死3塁から4番清水が犠牲フライ。3−0
7回表、1死満塁から代打末田の犠牲フライ。3−1
8回表、無死1,2塁から3番山田のバントがピッチャー前小フライになり、これを水谷が微妙な感じで取る。そして1塁送球が逸れてランナーが進塁、というプレーで判定がもめて20分近く中断。水谷がダイレクトキャッチだったかどうか。その後のプレーがどういう判断になるかでおかしなことになってしまいました。結局ピッチャーがダイレクトでキャッチ。その直後にタイムがかかったという判定で、1死1,2塁から試合が再開。ここでピッチャー交代、津波。津波が後続を抑えます。
中部大が水谷−津波のリレーで逃げ切りました。

総評

8回表の判定が大きく影響してしまいました。見る人の場所でダイレクトか1バウンドだったか分かりにくかったプレー。(1バウンドだったという人が多めでしたが)その時に審判の判定とかがきちんとされていれば、あと、水谷投手が1塁へ悪送球をしなければ、色々揉めなかった気もするのですが・・・。多分、審判さんが最後は非を認めて再開させたように思いましたが・・・。
その直前には1塁アウトのタイミングのプレーをセーフと判定したことが発端だった気もしますし、審判の判定が試合を左右したという意味では残念な試合になってしまいました。
ただ、愛知学院大の池村投手、中部大の水谷投手。両チームの4年生エースが持ち味を出して好投。投手戦として試合は進みました。特に中部大の水谷投手は145kmという球速も出ていたようで、投球内容も良かったです。
池村投手も春は故障をしていて終盤に復帰した感じでしたが、この日は8回を投げ切ってMAX146kmもマーク。中盤からリズムも良くなっていました。両投手とも社会人に進むという話も小耳にはさみました。最後の秋、故障なく過ごしてチームを押し上げてほしいですね。
中部大はリリーフの津波投手が素晴らしかった。1年生ながら球質が良く、145kmもマーク。長い中断の後に交代でマウンドに上がって難しいところでしたが、しっかりと抑えてチームを勝利に導きました。
中部大はチャンスは3度。そのうち2回をしっかりとものにしました。春の優勝を経て競り合いに強くなったな、という印象。秋も優勝争いの中心になりそうです。

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ロキテクノ富山−名城大 OP戦 感想(2023年8月31日)

8月31日に名城大Gで行われたロキテクノ富山−名城大のOP戦の感想です。

ロキテクノ富山
012010500|9 H14 E1
100000000|1 H6 E1
名城大

ロキテクノ富山
山本雅、佐藤、伊藤、中田−小山、山本將
名城大
松本、藤井、伊藤、池田、久保、岩井俊−加藤、谷

(試合経過)
1回裏、2死1,2塁から5番雄龍がタイムリー。名城大が先制。1−0
2回表、2死2塁から8番岡田がタイムリー。1−1
3回表、1死満塁から4番中井が犠牲フライ。5番清水がタイムリー。ロキテクノ富山が逆転。3−1
5回表、2死2塁から3番櫻吉がタイムリー2ベース。4−1
7回表、1死1,3塁から3番櫻吉、4番中井が連続タイムリー。5番清水が3ランホームラン。9−1
ロキテクノ富山が快勝。

短評

名城大は松本投手が先発。MAX146km。5回、被安打7四死球2三振2失点4という内容。2イニング投げて中1日というのもあったかな、と思いますが、良いとは言い切れない内容に。変化球を使って打たせて取ろうという意図も感じられました。カギはシンカー、ツーシームかな。個人的にはツーシームをもうちょっと使ってもいいかな、と感じました。
岩井俊投手は最後9回に登場。MAX149km。1安打1奪三振で無失点投球でした。状態は良さそうですね。この日は力みも無く内容も良かったと感じました。
あと、名城大は投げた中では久保投手がMAX143kmをマークしてなかなか楽しみな投手だな、と。打線は雄龍選手がマルチと活躍しました。
ロキテクノは打線が活発で、名城大投手陣から9点を上げて圧勝。愛知県の大学出身が多いチームですが、愛工大出身の清水選手がホームランを含む3安打の大暴れ。対戦経験も活かしたかもですね。
投手では愛知学院大出身の佐藤投手が3回をパーフェクトピッチング。3番手の伊藤投手も速い球を見せていました。
地力の高さを感じましたし、予選が楽しみですね。

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JR東海−トヨタ自動車 OP戦 感想(2023年8月31日)

8月31日にトヨタスポーツセンターで行われたJR東海−トヨタ自動車のOP戦の感想です。
5回終了時に移動したので、そこまでの感想になります。

JR東海
020001300|6
000100004|5
トヨタ自動車

JR東海
河村−牛場
トヨタ自動車
松本、諏訪−福井

(試合経過)
2回表、1死2,3塁からタイムリーエラーで1点。更に1死2,3塁から内野ゴロの間に1点。JR東海が2点を先制。2−0
4回裏、1死2塁から3番小河がタイムリー。2−1
5回終了時、2−1で球場を後にしました。

短評

トヨタ自動車は注目の松本投手が先発。4回4安打2四球2奪三振、失点2(自責点0)という内容でした。
MAXは145km。ボールの圧力、という部分で物足りなさを感じました。変化球(カット、スプリット)は良かったんですけどね。
6球団のスカウトがいたと思いますが、どう映ったのか。この後もしっかりとアピールしたいところですね。
JR東海は松本投手から、毎回のようにチャンスを作って、エラー絡みとはいえ2点を奪ったのは良かった。鋭いスイングが出来ていましたし、打線の状態は悪くなさそう。河村投手も上手い牽制で2つ刺す等、武器をちらりと見せていました。トヨタ相手に5回1失点と粘ったのは、今後の糧になりそうです。

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