コウサする日々

愛知を中心に野球の観戦記を書いています。毎日更新。

愛知黎明−愛知啓成 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

4月2日に小牧球場で行われた愛知黎明−愛知啓成を観戦しました。
どちらも2次トーナメントで敗れ、敗者復活トーナメントに。この試合に負けたら終わりという大一番。どちらもすごい気迫で戦いました。

愛知黎明
000000040|4 H9 E2
100000000|1 H6 E1
愛知啓成

愛知黎明
大黒(9)、馬場(1)−東
愛知啓成
山田(1)、和田(10)−西村

投手成績
愛知黎明
大黒 2回0/3 60球 被安打3 四球3 三振4 失点1
馬場 7回 97球 被安打3 四球0 三振6 失点0

愛知啓成
山田 8回1/3 127球 被安打9 四死球4 三振10 失点4
和田 2/3 5球 被安打0 四球0 三振0 失点0

(出場選手)
愛知黎明
5原田 8八木 1大黒→9 4櫛田 2東 3稲岡 9宮→7 7工藤→9長谷川→1馬場 6丹下
愛知啓成
7豊島→6袴田 8伊藤→7高橋9 丹治 4武田 3山下 2西村→H加賀山 6佐藤→55 川合→H谷口→8 1山田→1和田

(試合経過)
1回裏、1死3塁から3番丹治がタイムリー。愛知啓成が先制。1−0
3回裏、無死1塁でピッチャー交代、馬場。
2回裏に1死1,3塁、3回裏に無死1,2塁、4回にも無死1,2塁とするも後続が活かせず。すると徐々に愛知黎明に流れが傾く。
7回表、1死3塁からスクイズを仕掛けるもバッターが空振り。3塁ランナーがタッチアウト。チャンスを逸します。
8回表、1死満塁から3番大黒が押し出し四球。4番櫛田、5番東が連続タイムリー。6番市岡の遊ゴロの間に1点。この回4点取って逆転。4−1
9回表、1死1塁でピッチャー交代、和田。
愛知黎明が逆転勝ちをおさめ、代表決定戦に駒を進めました。

短評

4回までは愛知啓成ペース。ただ、この時に初回の1点以降、点が取れなかった。これで愛知黎明が元気になっていった。
愛知啓成の山田投手はMAX135kmをマークし、力のある球で要所で三振を奪う力投。6回までは危なげなかった。7回に無死3塁というピンチを相手のスクイズ失敗などで切り抜け、そのまま行けるかと思いましたが、8回表につかまってしまった。そこまで1つしか出していなかった四死球を1死1,2塁から連続で出してしまった。疲れもあったんでしょうね。
愛知黎明は馬場投手の好投が全て言っていいくらいの内容。5回以降全て三者凡退は素晴らしかった。
愛知啓成の山田投手も素晴らしかったのですが・・・。ビッグイニングにされたのが痛かった。

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誉−一宮 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

4月1日に小牧球場で行われた第2試合、誉−一宮の観戦記です。
県大会進出決定後の試合。県大会に向けて両チームがどんな戦いを見せるか注目して観戦しました。


4012000|7 H11 E0
0000000|0 H3 E2
一宮
(7回コールド)


樋口(11)、モレチ(10)、山本(1)−矢島
一宮
小寺(6)−井上

投手成績

樋口 5回 54球 被安打2 四球0 三振5 失点0
モレチ 1/3 16球 被安打1 四球1 三振0 失点0
山本 1回2/3 21球 被安打0 四球0 三振2 失点0

一宮
小寺 7回 128球 被安打11 四球4 三振3 失点7(自責点3)

(出場選手)

8田所 7篠田(17)→7矢野 5黒田 3与那覇→3平松(13) 8大矢 2矢島 6今野 1樋口(11)→1モレチ→1山本 4栗田→4吉岡(15)
一宮
4大森 8菖池 9山田 3木野 6森下(1) 7萩本→H吉川(17) 1小寺(6) 2井上 5柴山

(試合経過)
1回表、1死3塁から3番黒田が1塁強襲のタイムリー。1死満塁からタイムリーエラー。2死満塁から8番樋口が2点タイムリー2ベース。この回誉が4点先制。4−0
3回表、1死3塁から9番栗田が犠牲フライ。5−0
4回表、1死2塁から4番与那覇がタイムリー2ベース。5番大矢がタイムリー。7−0
6回裏、ピッチャー交代、モレチ。1死1,2塁でピッチャー交代、山本。
誉がコールドで快勝。

総評

誉が快勝。
誉は初回に先頭の田所選手が2ベース。進塁打のあと、3番黒田選手のタイムリー。更に1死満塁からゲッツーを狙える2ゴロを弾いてしまい、タイムリーエラーに。この後に2点タイムリーが出て試合としては決まってしまいました。
誉としては、3回、4回にも追加点を奪い、コールド圏内にもっていけたものの、その後はもったいない走塁もあって追加点が奪えず。ここは反省点となりました。
モレチ投手が登板し、長身から投げ込むボールに威力がありました。新2年生。今後注目になりそうです。
一宮は接戦に持ち込みたい目論見は初回で崩れてしまいましたが、チームとしてやるべきことは出来ていた印象。選手個々には力がありますしレベルが高いチームだな、と改めて実感。
私学の速い打球に対応出来ていれば、という部分があったので、この経験を県大会に活かしてほしいですね。

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津島−大成 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

4月1日に小牧球場で行われた第1試合、津島−大成の観戦記です。
県大会を決めた後の試合。お互いにエースの登板は回避して、試しながらの試合となりました。

津島
00000|0 H1 E5
5263X|16 H14 E1
大成
(5回コールド)

津島
山下(11)、村瀬(15)、鈴木(10)−高橋
大成
海沼(11)、小久保(10)−山尾、間瀬

投手成績
津島
山下 2回 54球 被安打7 四球1 三振1 失点7(自責点4)
村瀬 1回 21球 被安打5 四球1 三振0 失点6(自責点3)
鈴木 1回 30球 被安打1 四球2 三振0 失点3

大成
海沼 4回 46球 被安打1 四球1 三振3 失点0
小久保 1回 15球 被安打0 四球1 三振0 失点0

(出場選手)
津島
7山崎 6橋本 8近藤璃 5工藤 9福谷(17) 3仲野→4→3 2高橋 4近藤颯→3伊藤颯→4長瀬→H伊藤(16) 1山下(11)→H柳田(15)→1鈴木(10)
大成
9大池→2間瀬(12) 4小島→H藤本(17) 7山田→7小久保(10)→1 2山尾→3 3奥村→H丹波(20)→9 6水谷(16) 5篠田 1貝沼(11) 8市川(18)→7

(試合経過)
1回裏、無死1,3塁から3番山田がタイムリー。1死2,3塁からタイムリーエラーで1点。更にワイルドピッチで1点。1死1,2塁から7番篠田がタイムリー。1死1,3塁から8番海沼が犠牲フライ。この回打者一巡で5点。5−0
2回裏、1死2塁から4番山尾がタイムリー2ベース。2死2塁から6番水谷がタイムリー。7−0
3回裏、ピッチャー交代、村瀬。無死2塁から9番市川のバントヒットとエラーで1点。1死3塁から2番小島がタイムリー。1死1,2塁から4番山尾のバントヒットとエラーで1点。代打丹波がタイムリー内野安打。2死1,2塁から7番篠田がタイムリー。8番海沼のタイムリー内野安打。この回6点。13−0
4回裏、ピッチャー交代、鈴木。1死1,2塁から4番山尾が2点タイムリー3ベース。5番丹波が犠牲フライ。16−0
5回表、ピッチャー交代、小久保。
大成が大勝。

短評

大成が大勝。
津島としては1回表にエラーで山崎選手が出たものの後続が続けず0点。その裏に山下投手がつかまりミスも出て5失点。これで試合としては決まってしまいました。
山下投手も緩急を使って抑えようという工夫は見せていましたが、私学のチームからするとちょうど合ってしまう球だったかもしれません。
4回に2年生の福谷選手がチーム初ヒット。2年生ですので、こういう経験を今後に活かしたいところ。
大成は6番水谷選手、7番篠田選手の2年生が活躍。4番山尾選手もさすがの打撃を見せました。
エースの堺投手は登板せず。その中で打線の状態が上がってきているのが好材料となりそうです。

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滝−美和 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

3月31日に一宮球場で行われた第2試合、滝−美和の観戦記です。
1次予選で愛知啓成を破る金星を上げた美和が、どんな試合を見せるか注目して観戦しました。


000020001|3 H7 E2
000000020|2 H5 E4
美和


田邉(1)−尾関
美和
高野(1)−天野

投手成績

田邉 9回 108球 被安打5 四球0 三振4 失点2(自責点0)

美和
高野 9回 128球 被安打7 四球5 三振5 失点3

(出場選手)

8竹井 6近藤 2尾関 3安井 4伊藤 5横井 9北川 1田邉 7重盛
美和
2天野(8) 5勝(2) 3佐藤 1高野 9勝井 6大野 8茂村(12) 7土井(13)→H伊藤(7)→7 4川島(5)

(試合経過)
5回表、1死満塁から3番尾関が2点タイムリー。滝が先制。2−0
8回裏、無死2,3塁から代打伊藤の1ゴロの間に1点。1死3塁から9番川島の犠牲フライ。2−2の同点に。
9回表、2死1塁から2番近藤がタイムリー2ベース。滝が再び勝ち越し。3−2
滝が接戦を制し、県大会進出を決めました。

総評

滝は毎回のように塁上を賑わすもののなかなか点が取れない。美和は滝のエース田邉投手の110km前後の球を打ちあぐみ、突破口が開けない。重たい展開のまま中盤に入り、5回表に四球と高野投手のエラーで広がったチャンスで滝が3番尾関選手の2点タイムリーで先制。これで滝が一気に行くかと思いましたが、その後もチャンスを作りながら点が取れない状態。
8回裏に今度は滝にエラーが出て、無死2,3塁に。ここで美和が2点をしっかりと取って同点に。これで延長タイブレークもあるか、と思った9回表に2死無走者から四球、2ベースで勝ち越し。美和も先頭の佐藤選手の2ベースから同点、サヨナラのチャンスになるかと思いましたが、4番以下が倒れ試合終了。
滝が県大会を決めたという試合になりました。
瀧野田邉投手は結局無四球。緩急を使って的を絞らせず。コントロールがしっかりとしていれば抑えられるという見本のような投球。
一方高野投手は失点が四球のランナーから。対照的となりました。
滝の打線は高野投手の速球にも負けていなかったですし、打力はありそうな印象です。
美和はこれで敗者復活トーナメントに。終盤はしっかりと振っていって突破口を開きました。練習してきたことを出し切ってほしいですね。

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修文学院−誠信 観戦記(2024年春季尾張地区2次トーナメント)

3月31日に一宮球場で行われた第1試合、修文学院−誠信の観戦記です。
勝てば県大会進出が決まる大事な試合。誠信相手に修文学院がどう戦うか注目して観戦しました。

修文学院
101100000|3 H5 E3
01001110X|4 H8 E3
誠信

修文学院
長澤(1)、中尾(12)、近田(14)−三浦
誠信
吉浦(1)−鈴木

投手成績
修文学院
長澤 6回 111球 被安打7 四死球6 三振1 失点3(自責点2)
中尾 1回 20球 被安打1 四球2 三振1 失点1
近田 1回 18球 被安打0 死球2 三振1 失点0

誠信
吉浦 9回 135球 被安打5 四球2(1) 三振3 失点3

(出場選手)
修文学院
8石川 7マリアノ(13) 5冨満 6太田 3頼藤→H平沢(16) 9若杉 1長澤 2三浦 4草河→H永井(7)

誠信
4竹中 6矢賀 2鈴木 9佐藤 3小沢 8土屋 5比嘉門 7中島 1吉浦

(試合経過)
1回表、2死3塁から4番太田がタイムリー。修文学院が先制。1−0
2回裏、2死1,3塁から1番竹中がバントヒットを決めてタイムリーに。1−1
3回表、2死3塁からワイルドピッチで1点。修文学院が勝ち越し。2−1
4回表、無死3塁から5番頼藤の遊ゴロエラーの間に1点。3−1
5回裏、2死1,2塁から6番土屋がタイムリー2ベース。1塁ランナーもホームを狙うもこれはタッチアウトに。3−2
6回裏、無死1,3塁から9番吉浦のスクイズが成功。3−3の同点。
7回裏、ピッチャー交代、中尾。2死1,2塁から8番中島がタイムリー。誠信が逆転。4−3
8回表、2死満塁まで攻めるも6番若杉が倒れ得点ならず。
8回裏、ピッチャー交代、近田。
誠信が競り勝って県大会進出を決めました。

総評

前半は修文学院ペース。後半は誠信ペースで進みました。
修文学院は1番石川選手が出塁して、中軸で返す。これが得点パターン。4番の太田選手は初回にタイムリー。4回には先頭で3ベースと期待通りの活躍を見せて、4回までに3点を奪う。ただ、5回表に石川選手のヒットのあとに投ゴロ併殺打。6回に三人で抑え込まれると流れが誠信に。
投手陣も踏ん張り切れずに1点差で敗れました。
エラー、四球が失点に絡んでしまったこと。そこが反省点。ただ、チームとしてはもう少し点を取りたかったですね。全体的に固さも感じた試合。この経験を次に活かしたいところ。
誠信は先手を許し、5回には同点になりそうなところでホームタッチアウトで1点止まり。流れとしては良くなかったのですが、吉浦投手が6回に三者凡退。連続三振で抑えたところでかなりチームに元気を与えて、そこからしぶとく点を奪う流れとなりました。
もう少し点を取れるチームになりたいところですが・・・。身体の大きい選手も多く、力はありそうなんですけどね。
エラー四球が失点につながった修文学院と、エラーはあったもののそれが失点にはつながらなかった誠信。試合としてはそこの差となりました。

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中京学院大−朝日大 1回戦 観戦記(2024年春季岐阜大学リーグ)

3月30日に長良川球場で行われた第3試合、中京学院大−朝日大の観戦記です。
中京学院大も小野昌彦さんを新監督に迎え、注目の初戦となりました。

中京学院大
001003000|4 H7 E0
00041100X|6 H6 E0
朝日大

中京学院大
林(15)、竹村(16)、纐纈(28)、堀下(12)−櫻庭
朝日大
下里(19)−坂田

投手成績
中京学院大
林 3回2/3 48球 被安打4 四死球3 三振1 失点4
竹村 2回 35球 被安打1 四球2 三振2 失点2
纐纈 0/3 2球 被安打1 四球0 三振0 失点0
堀下 2回1/3 35球 被安打0 死球1 三振1 失点0

朝日大
下里 9回 121球 被安打7 四球1 三振7 失点4

(出場選手)
中京学院大
9石井(27) 4天羽(4) 8西村(8) D森岡(25) 5大本(1) 7佐藤(2) 3中村(23) 6大村(10) 2櫻庭(7)
朝日大
9片野(5) 4田中(2) 7二村(7) 6廣瀬(6) D川地(25)→R川瀬(38) 8野田(4) 3高野(8) 5伊藤(10) 2坂田(29)

(試合経過)
3回表、2死1,2塁から3番西村がタイムリー。中京学院大が先制。1−0
4回裏、2死満塁から7番高野が2点タイムリー。8番伊藤がタイムリー。2死1,3塁から9番坂田がタイムリー。ここでピッチャー交代、竹村。朝日大が4点を取って逆転。4−1
5回裏、1死3塁から4番廣瀬が犠牲フライ。5−1
6回表、1死2,3塁から5番大本が3ランホームラン。5−4
6回裏、2死1,2塁でピッチャー交代、纐纈。1番片野がタイムリー。ここでピッチャー交代、堀下。6−4
朝日大が逃げ切りました。

総評

どちらもチャンスを確実に活かした試合。その中で4回裏の朝日大は2死走者無しから四死球を挟んで4連打。ここで4点取った攻撃がお見事でした。
先発の下里投手はコントロール、テンポが良く、四球は初回に出した1つだけ。ストライク先行の投球が出来ていて、ホームラン以外は危なげなかった。ホームランは変化球が浮いた失投だったようで、もったいないという感じだったようですが、そこからしっかりと気持ちを入れなおした投球はお見事。完投したのもチームにとっては大きいですね。
朝日大は4年生が1人だけの若いチーム。こういう接戦を取って勢いに乗りたいところ。
中京学院大は3回表に2死から3連打で1点。6回表に1死から連打と大本選手の3ランで3点と、続く時は続く打線が持ち味。ただ、ランナーが出ないときはからっきしと淡泊に感じる内容が課題。打線がもう少ししぶとく戦いたいところですね。
投手陣はやや不安を感じる内容でした。4番手の堀下投手が終盤抑えたのは収穫でしたが・・・。
柱になる投手が出てきてほしいですが、この日のように目先を変えながら継投していく戦いになりそうです。

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東海学院大−岐阜聖徳学園大 1回戦 観戦記(2024年春季岐阜大学リーグ)

3月30日に長良川球場で行われた東海学院大−岐阜聖徳学園大の1回戦の観戦記です。
東海学院大は今季から元中日ドラゴンズの長谷部さんが監督へ就任。その初戦が享栄時代からバッテリーを組んでいた近藤真市監督というすごい縁というか対戦が実現。
試合は接戦となりました。

東海学院大
001020000|3 H9 E2
00013000X|4 H5 E2
岐阜聖徳学園大

東海学院大
名和(18)、大澤(11)、伊藤(14)−松本
岐阜聖徳学園大
有賀(20)、飯尾(13)−実山

投手成績
東海学院大
名和 4回1/3 91球 被安打4 四球4 三振4 失点4
大澤 0/3 4球 被安打0 四球1 三振0 失点0
伊藤 3回2/3 46球 被安打1 四死球2 三振3 失点0

岐阜聖徳学園大
有賀 6回2/3 94球 被安打7 死球1 三振4 失点3(自責点1)
飯尾 2回1/3 28球 被安打2 四球0 三振4 失点0

(出場選手)
東海学院大
D永江(1) 4横井(2) 9来田達(10) 7勝野(55) 3太田(34) 5来田竹(42) 2松本(27) 6水口(6) 8向井(7)
岐阜聖徳学園大
7佐藤壮(2) 6横尾(6) 9勝亦(9) 4新谷(5) D前田(8) 3伊藤成(14) 8福村(4) 5市川(23)→H金森(15)→R野田(34)→5小池(24) 2実山(7)

(試合経過)
3回表、1死2,3塁から2番横井が犠牲フライ。東海学院大が先制。1−0
4回裏、1死1,3塁から7番福村の犠牲フライ。1−1の同点。
5回表、2死1,3塁から3番来田達が2点タイムリー2ベース。東海学院大が勝ち越し。3−1
5回裏、1死1,2塁から3番勝亦がタイムリー。ここでピッチャー交代、大澤。ワイルドピッチで1点。1死1,3塁でピッチャー交代、伊藤。5番前田が犠牲フライ。岐阜聖徳学園大が逆転。4−3
7回表、2死1,3塁でピッチャー交代、飯尾。3番来田達を遊ゴロに抑えます。
岐阜聖徳学園大が逃げ切りました。

総評

試合としては東海学院大ペースで進んだ試合。3回表に先制。一旦追いつかれるも5回表に3番の来田達選手が2点タイムリー2ベースを放ち2点勝ち越し。かなり優位に立ったかと思いましたが、先発の名和投手が徐々に四球が増えて5回裏に四球2つからタイムリーを浴びて降板。次の大澤投手がコントロールがつかずにワイルドピッチ2つにボール4つで交代。伊藤投手が犠牲フライを打たれて逆転を許し、ここで継投の難しさが出てしまった試合になりました。
一方岐阜聖徳学園大はエースの有賀投手が粘りの投球で7回途中まで踏ん張り、2死1,3塁のピンチでスパッと飯尾投手を投入。この飯尾投手が素晴らしく、このピンチを抑えて以降、最後まで投げ切る好投でチームを救いました。
飯尾投手は2年生左腕でMAX144kmをマーク。この先が楽しみになる存在ですね。
東海学院大は最後にバント失敗もあり、チャンスを作り切れなかったところは反省点。それでも長谷部監督を迎え、チームが変わりつつあるのは感じました。こういういい試合を続けていけるようにこれからも頑張ってほしいですね。
岐阜聖徳学園大はヒット数は相手よりかなり少ない5本。その中で上手くチャンスを活かしました。こういう接戦を取っていくのがスタイル。いい流れにしていきたいですね。

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岐阜大−中部学院大 1回戦 観戦記(2024年春季岐阜大学リーグ)

3月30日に長良川球場で行われた開幕戦、岐阜大−中部学院大の1回戦の観戦記です。
3連覇を目指す中部学院大の初戦。どんな試合を見せるか注目して観戦しました。

岐阜大
00000|0 H3 E6
20602|10 H7 E0
中部学院大
(5回コールド)

岐阜大
井土(27)−北村
中部学院大
宮島(17)−石田

投手成績
岐阜大
井土 4回1/3 104球 被安打7 四球6 三振4 失点10(自責点4)

中部学院大
宮島 5回 66球 被安打3 四球1 三振6 失点0

(出場選手)
岐阜大
7芝地(26)→7安藤(9) 8赤木(2) D清水(89) 9若山(17) 3西崎(10) 2北村(48) 4馬淵(1) 6齋藤(61) 5日比(4)
中部学院大
D上野(8) 8田中(1) 5森(10) 3榎田(5) 7江川(3) 9織田(9) 6林(4) 2石田(12) 4桂(7)

(試合経過)
1回裏、2死満塁から6番織田が2点タイムリー。中部学院大が先制。2−0
3回裏、1死満塁から9番桂が2点タイムリー。1死2,3塁から1番上野の犠牲フライを落球。2死満塁から4番榎田が2点タイムリーにセンターが逸らす間に1塁ランナーも生還。この回6点。8−0
5回裏、1死1,2塁から3番森のレフト後方の当たりをレフトが捕れず2点タイムリー2ベースとなりコールド成立。中部学院大が5回コールドで勝ちました。

総評

中部学院大は点差の割にはちょっともたついた、という印象の試合でした。
先発の宮島投手は本来の出来ではなく、いきなり先頭バッターに粘られるなどボールの走りも今一つ。ただ、2回表に1死2,3塁のピンチとなって、ちょっと気持ちが入ったのかボールが来るようになり、2死満塁を三振で抑えると、次の回からはリズムが良くなって結局5回を3安打無失点。しっかりと抑えきったのはさすがでした。
打線は岐阜大の井土投手にややてこずり、岐阜大がエラー6つと井土投手の足を引っ張らなければもっと苦しんだかも、という試合でした。
それでもチャンスにつけこんでコールドまで持っていったのはさすがでしたし、まずはいい形で初戦を勝てたのは良かった。
岐阜大は井土投手が力のあるボールで中部学院大打線に立ち向かえていたのがよかった。もったいない四球があったのと、バックの盛り立てがあればもっと違った結果になったかな、と。
打線も1,2回は内容は悪くなかった。前年のチームよりは戦えるチームに見えたので、この後の試合にも期待したいですね。

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科技高豊田−岡崎北 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月28日に豊田球場で行われた第3試合、科技高豊田−岡崎北の観戦記です。
岡崎北は冬に取材をさせていただきながら、今のチームは見れていなかったので、ここを見たくてこの日は足を運びました。

科技高豊田
141000000|6 H13 E0
001000000|1 H4 E2
岡崎北

科技高豊田
才木(18)、柘植(1)−松井
岡崎北
加藤(11)、中山(1)−瀧波

投手成績
科技高豊田
才木 7回 101球 被安打3 四球0 三振6 失点1
柘植 2回 27球 被安打1 四球0 三振4 失点0

岡崎北
加藤 1回1/3 24球 被安打6 四球0 三振0 失点5(自責点3)
中山 7回2/3 93球 被安打7 四球1 三振4 失点1

(出場選手)
科技高豊田
7石川 8寺本→8鈴村(20) 9榊原 5𠮷原(15) 3伊藤 2松井(5) 6山田 4徳味 1才木(18)→H戸高(16)→1柘植(1)
岡崎北
6平野 7上田→4 2瀧波 9人見 3中山(1)→1 5橋口 8柴田 1加藤→3松澤(3)→H小田(13)→3 4永谷→H川合(15)→7小嶋

(試合経過)
1回表、2死2塁から4番𠮷原がタイムリー。科技高豊田が先制。1−0
2回表、1死1,2塁から1番石川がタイムリー。1死1,3塁から2番寺本が2点タイムリー3ベース。ここでピッチャー交代、中山。3番榊原が犠牲フライ。この回4点追加。5−0
3回表、1死1,3塁から8番徳味がタイムリー。6−0
3回裏、2死2塁から3番瀧波がタイムリー2ベース。6−1
8回裏、ピッチャー交代、柘植。
科技高豊田が勝って2次トーナメント進出を決めました。

総評

科技高豊田は序盤の3回までに6点を奪って優位に。
岡崎北の先発の加藤投手を攻めて、1,2回で5点を奪いました。結果論ですが、岡崎北は中山投手は1点に抑えたので、頭から行っていれば・・・。これはタラレバですけどね。
科技高豊田としては4回以降に追加点を取ってもっと楽に勝ちたいところでした。打線は割と満遍なくヒットが出たのでこれをきっかけにしたいですね。
才木投手が7回まで1失点と好投。登板を見た試合ではコントロールに苦しんでいたのですが、この日は無四球。素晴らしい投球でした。秋は背番号1だった選手。これをきっかけに浮上してほしいですね。
岡崎北は3番の瀧波選手が孤軍奮闘の3安打猛打賞。セカンド送球も速く、かなり楽しみな捕手と感じました。
中山投手も力のある球を投げていましたし、夏に向けてさらに成長してほしいですね。

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刈谷北−知立東 観戦記(2024年春季西三河地区1次予選)

3月28日に豊田球場で行われた第2試合、刈谷北−知立東の観戦記です。
刈谷北は秋に見た時に好投手がいたのですが、この日は不在の様子。試合は一方的な展開になりました。

刈谷北
00000000|0 H2 E4
10320001|7 H12 E0
知立東
(8回コールド)

刈谷北
長谷川(1)−間瀬
知立東
神谷空(10)、磯貝(1)−森玉

投手成績
刈谷北
長谷川 7回0/3 129球 被安打12 四球6(2) 三振8 失点7(自責点5)

知立東
神谷空 3回2/3 59球 被安打1 四死球3 三振4 失点0
磯貝 4回1/3 43球 被安打1 四球0 三振7 失点0

(出場選手)
刈谷北
6平岡 4狩野 2間瀬 1長谷川 5渡邉 8矢田 3藤岡 7三浦→7角岡(11) 9古澤→9平林(10)
知立東
8岩崎 4若杉 2森玉 9舩曳 6小松 1神谷空(10)→7 3田所 5山本 7早川→1磯貝(1)

(試合経過)
1回裏、2死1,3塁から1塁ランナーが挟まれてランダンプレーの間に3塁ランナーが生還。知立東が先制。1−0
3回裏、無死2塁から1番岩崎がタイムリー。無死2塁から2番若杉がバントヒットを決め、1塁送球が逸れる間に2塁ランナーが生還。1死3塁から牽制エラーで1点。4−0
4回表、2死無走者でピッチャー交代、磯貝。
4回裏、1死満塁から2番若杉が2点タイムリー。6−0
8回裏、無死3塁から連続申告敬遠で無死満塁。3番森玉がタイムリーを放ちコールド成立。
知立東が8回コールドで勝ちました。

総評

刈谷北は人数が少なく最後には怪我もあって、申告敬遠の為のベンチからの伝令も出せない状況に。
ライトとレフトはかなり経験が無さそうな選手たちで、打席でもあまり対応が出来ていない感じ。
長谷川投手も何とか粘っていましたが・・・。
最後の場面は先頭の磯貝選手が3ベースを放ち、そこから選手たちの判断で満塁策。ただ、長谷川投手はかなり一杯一杯でしたし、押し出しの危険があるので、無死満塁で勝負した方が良かったかな、と。最後もボール先行からのタイムリーでしたから。こういう経験は今後に活かしてほしいですね。
知立東はエースの磯貝投手が危なげないリリーフ投球。120km前半ですが、ストライク率が高く、どんどん追い込んで打ち取りました。
打線は最終的にはコールドにもっていけましたが、5回〜7回もチャンスがあっただけに、少し物足りない内容。足を絡めて点を取ろうという姿勢は見て取れました。2次でも先手を取って優位に立ちたいですね。

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